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創造と追憶

ある程度長い文章を書きたくなった時に、こうやって近況ノートを開いてみるのだけれど、そんなときは変わりたくて変わりたくて仕方がないのだと思う。
僕は形に残るものが美しいと思っている。そうさ。生きた証とか、そのときの感情がつまっている作品が好きなのさ。だって、大人になった時、このときはどうだったってのが作品を見ることで思い出されていくものだから。
確かに美しいものを作りたいけれど、もっと、もっと、尖っていいじゃないか。
もっと。もっと。感情に素直になれよ。苦しくて苦しくて、それをぶつける矛先が一つ。あったっていいじゃないか。
知りたいよ。楽しく生きたいよ。じゃあ楽しく生きようよ。
何にも追われることなく。待っているのはとてもつらいんだし。
自由に羽ばたいてやれよ。この大学生活、どうしたいか。
第1.この人生、生きたいと思える方法を見つけること
第2.生涯の友人を見つけること
第3.やりたいことすべてやること
だろ?
そして美しく。感情をぶつけて。人にじゃなくてね。
今の感情を作品に昇華させようと僕は言う。
後悔ばかりの過去に。泣いていたばかりのあの頃に。
きっと誰も、寄り添ってはくれないのだろうけれど。僕は言う。
そうさ、あの時となんら変わっていないのだ。僕は、待っている。
君という存在を。声を大にして言おう。「君」とはだれか。まだ知らない。
しかしこの世に確かに存在する生物である君の姿を想う。

いつか、いつか、自由になったらやりたいことがたくさんあった。
それを、それを、僕は何のために。迷うのだろうか。迷いたくないのである。
もう、空っぽにしなきゃいけないのだ。いけないので。そうなので。きっと。
ああ、そうか、そうだろうな。
全部全部、捨ててしまうしかないのである。
僕の心は、ツタが絡まって、大切なものが開けられなくて、見つからなくて、ダメなのだ。いらないものばかり詰め込んで、素直になれないでいる。
現代特有の病。それに僕は感染した。感染した病人だ。
存在論的な不安だとか、生きることへの恐怖。死ぬことへの欲望。
一度感染した患者である。患者である。病人の僕は僕は僕は

あの頃に戻らねばならない。非常に単純で、単純な生を生きなければならない。
この身体で感じて。この足で踏みしめて、生というものを実感しなければならないのである。もっと。もっと遠くへ行きたい。私は遠くへいきたいのです。
お願いです。神様どうか。
私は、私は今を踏みしめて、確かに迷いながら。遠くへと。想像の先へと

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