小説『砂委員の街』を再び公開しました。
ですので、当分の間はこの『砂委員の街』と、連載エッセイ『まぬるマンスリー』の二つの連載を並行して進めようと思います。
◆『砂委員の街』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893411426◆『まぬるマンスリー』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922375814よろしければぜひぜひお読みください。
正直に言って、長編連載が終わってから、気持ちの面でいろいろ迷走しています。しかし、せっかく何年かぶりに文章がかけるようになったのだから、しばらくはそのことにしがみついていようと思います。『まぬるマンスリー』のほうは、月刊なんかにしちゃったものだから、1年以上先の分までネタが溜まってたりもしますし。
先日公開した短編小説『東京虫』は、最初はなんとなくの思いつきで書き始めたのにも関わらず、たぶん今までの猫村の短編の中で最も良い出来になったようです。いや、良い出来かどうかは分からないけど、わたしがほんとうに頭と心と体の中に溜め込んでいるものが、ようやく素直に形にできたのだと思います。あんな小説、気持ち悪くて、個人的には好きじゃないんですが……。
◆『東京虫』(※性描写あり/残酷描写あり/15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921627188 読んでみたい方はぜひぜひ。
『砂委員の街』のほうは、わたしが個人的に書きたい世界です。でも、たぶん、だからこそ、なかなかすらすらと書けません。しかしこれをなんとか形にしないことには次に行けません。
これが完結したら、過去に書いた長編を大幅に書き直して別の作品にする作業をしたいなと思っています。