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月下のドアを何度推そうか?/敲こうか?

 小説を書くとき、わたしはたいてい、まずはじめはざっと書いて、それを後で何度も読みながらちょこちょこ手直しします。個人的にはこの手直しのプロセスがけっこう大切だと感じています。
 でも、どれくらい時間をかけて、どこまで直した上で公開するか、踏ん切りが難しいんですよね。
 無限に続けても意味はないでしょう。元が下手なものはいくら直しても下手なわけですし。いびつな椀に漆を塗っては研ぎ、漆を塗っては研ぎ、つるつるぴかぴかになってもいびつなものはいびつ、みたいな。本質は変わらない。
 だからどこかで見切りをつけて「えいやっ」と出してしまうしかないようです。
 今進行中の作品( https://kakuyomu.jp/works/1177354054892085766 )は毎週末公開という締め切りがあるので、月曜深夜までには否応なしに公開ということになります。簡単といえば簡単です。
 来年の春頃には完結させるつもりですが、完結後はまた頭からしっぽまで手直しをかけることになるでしょう。それでとりあえず完成。

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