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答えは風に吹かれている

6.(6)更新しました。
ユウの視点の表記は「彼は決して純粋な物語の主人公ではない俗な人間」を意識してます。
で、いかにもな新キャラ登場です。
https://kakuyomu.jp/works/16818023213771265886/episodes/16818093076349263549

さて、カクヨムさんではありがたいことに、優しい方しかお会いしてないと思い、冷たい風にでも吹かれて虹のように今日は逃げないでおこうかと、批評作品募集している人で絶対私の作品が受けなさそうな人に読んでもらいましたw
ずぃあんさーいずぶろういんいんざうぃんどですね。
答えは風に吹かれている。
私の作品が気に食わない方はサイレントにスルーでしょうから、貴重な経験ですね。
言葉の意味が分からない部分についてはなるべく失礼にならないように気を付けて確認させていただき、そういう言葉でピンとこない理由を書くのかと大変興味深かったです。
私の作品を気にいらない方は「趣味じゃない」が一番だと思ってたので、新鮮です。
端的に言うと筆力がないとのことです。
筆力は曖昧な表現のため、具体的に何か確認しましたら、比喩的な表現等が乏しいとのことでした。語彙が少ないということかな。

ぶっちゃけ、十五歳の理系のまあまあ頭の良い村の少年というのをかなり意識しているため、三人称でなら書きようがある表現はほぼしていないし、唯一熱心なアリアの表記もそういう男の子らしくそんな難しい言葉は使わないようにしてたりするので、バランス難しいですよね。
何かうまいこと折り合いつけたいものです。

それでもって、こんな感じで私がお世話になった方でなく、他の人なんですが、かなりシビアな目線で批評なさるという方の懇切丁寧な批評内容に、恐らく自分が思っていなかった指摘を書かれ、端的に言うとキレてる方がいたを見かけました。
相手が募集しているとはいえ、(サポーターかもだけど募集はサポーター限定ではないし)無料のもので、相手が時間を使ってくれているのにも関わらず何言ってるんだろうとは思います。
相手ははっきりとこの視点で批評すると書かれていて、第三者から見ると、それについては物凄く真摯に対応されているなと思ったので。
とはいえ、こう思っちゃうのは私が全裸だの裏垢だの騒ぎつつ、そこそこ年齢いっちゃってるからでしょうかね。

私はCommon〜は決して商業向けではない、ワイの性癖全開オ◯ヌ-作品枠のため、これを何らかの賞に出している時は基本的に受賞以外目当てですw
場合によっては宣伝にはなるし。

で、商業作家になりたいかというと、売り物は好き勝手書けないからどうでもいいんですが、自分がどれだけ商業に寄せられるのかという謎チャレンジをしてみたくなり、ガチで一般商業向けに寄せ寄せまくった作品を編集者の方に見ていただいたことがあります。
ちなみにラノベではない。文芸。

そこで、文章力で落とされることはない。起承転結は書けている、広げられそうな設定等いくつかは嬉しいお言葉を頂き、ケツ振って喜びましたが、当然のことながら厳しい意見も頂きました。しかし、納得できないことは書かれていないのです。
私がこうと思っても、少なくともこの話を読んだ一人は理解できなかったということですし。
自分がこれは蓬なんだと主張しても、それを売りたいのであれば、相手がイエルバブエナだと判断するようなおハーブを餅には入れていけないのです。
自家消費とか謎のロハス的なアレな店なら好きにしろですが、イエルバブエナはモヒートに入れるんだ。うめぇぞ。

そういうことで、引き続き私はカクヨムでは人を置いてけぼりにする方向でセイをヘキっていきます。
寄せ寄せまくったのは、頑張って寄せ寄せまとめてそのうちどこかに応募する予定です。

2件のコメント

  • おはようございます。

    私の感想としては『ありふれた物語』の文章で過不足を感じたことはなかったです。

    ちょっと前にコメントでもユウとアリアの二人きりのシーンについて言及したと思うんですが。
    二人の絶妙な距離感とか、すごく良く表現されてると感じました。

    小説の文章に求めるものって、読者ごとにかなりニーズの差はあるものだと思ってます。

    私の場合は作品の雰囲気にマッチしてるものが至高というニーズですね。

    そういう意味で、ありふれた物語の文章ってすごく素朴で主人公の属性にマッチしてるんですよ。

    あれのおかげでモブキャラ感の雰囲気が出てると感じます

    もしそこが村上春樹みたいな洒落っけ120%で、暗喩表現もりもりの文章になったら、もう主人公の印象が変わって来ちゃうんじゃないかと思いますね。

    そんなユウくんもちょっと見てみたい気もするけどw
  • ありがとうございます。
    村上春樹というと、羊を巡る冒険は、学生時代、図書室で様々な有名どころを読み漁った私が人生で初めてよく眠れた作品だったりしますw
    あんなに世界で評価されている作品でも、私にとっては5ページで夢の世界に行けるドリ◯ル的な役割で、好みは千差万別ですよね。
    ということで、村上春樹は無理ですが、ある程度作品によって文体は考えないとなとは思ってます。
    ユウは初稿だと私の書き癖を結構使ってたりしました。先日好きと言いました宮部みゆきとか、藤沢周平はかなり影響されています。
    ただ、読み返す度に「十五歳の理系モブ少年がこんな言葉使わないな」「この世界の中3がわざわざこんなところ気にしない」と思い、かなり簡便にしちゃいましたね。
    閑話のあの話は若干おセンチにすべく私の癖を入れつつ、ただやり過ぎるとユウの性格がブレると思い悩みどころでしたが菅野さんにお褒めいただいて嬉しいです。
    今後多少は感傷的な部分も出てくるため、うまくバランスを取りたいものです。
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