なんか書けるなと思い始めたので、今の内に。
思ったより早かったな、といった気持ちです。リハビリがてら大学のレポートをやって、その合間に。
この度生まれて初めて自分は恋と、失恋を学びました。おそらく一生忘れることはできないんだろうなと。あの時ほど自分は今までで一番満たされていたし、それに失恋をした後は自分は今までで一番満たされていなかった。楽しかったし、苦しかったし、人間というものと本当に向き合っていたという気がします。こうして書けるようになった今でも、会いたくて仕方がないし、ものすごく辛いけど。これは自分が本気であの人と向き合っていた証拠として胸の中にしまっておこうと思います。
ですが不思議なことで、自分自身で何か欠けていた何かがぴったりと嵌った気持ちです。それを覚えている今の内に何か文章にしようと、推進力にしようかなといった気分です。何か満たされていても書けなくて、かといって空っぽでも書けない。中途半端に苦しくて宙ぶらりんになった時が一番創作意欲を掻き立てられるという実は自分は面倒臭い性格なのだと学びました。
それでもって、やっぱり自分は原点にしか帰れないのかな。
今思えばおおよそ、四年前だったか。ほんの出来心で書き始めた小説にハマって、そこから休みなく書き続けて二年半か三年くらい。文字量は一〇〇万文字までに膨れて、軽く自慢できるほど書いたけど結局途中半ばで挫折して、新しくリメイクをしようと思ったけどそれでも挫折して。
今回はどこまで進めるんだろうかな。
けど、また書いて見たいと思った以上。できるところまでやってみようかな。
また挫折するかもしれない。
正直怖い。
前回、約一年前に僕はこんなことを言っていました。
『もう一度、言葉を紡げるようになりたい。
もう一度、言葉を重ねたい。
もう一度、私が私自身を語った言葉を、皆さんに届けたい。
そのための時間をください。』
時間は十分、というほどでもないけど。決して短くない時間が流れたわけでして。
進めるところまで、進んでみようと思います。
こんな僕ですが、どうか読んでくださっている方に最大の感謝を。
そして、これからもよろしくお願いします。