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自由の行方

わたしにとって、とても大事なことの一つに
「自由であること」があります。
でもわたしにとって、とても大事な自由は、他の人にとってはそうじゃないと思っています。
意外でもなんでもなく、わりに管理されたり決められたりすることの方が好きな人が多いと思います(感覚値)。

どうして、自由ではない方がいいのか。

それは、自由でいるためには代償が必要だからです。
自分で考えて動かなくてはいけない。
自分で責任を負わなくてはいけない。
自分でリスクも負わなくてはいけない。

そんなこと、したくないのです、多くの人は。
「自由に生きればいい」なんて言われても、身動きがとれない。
責任もリスクもまっぴらなのです。
(別にそれは悪いことじゃないし、当たり前かなあとも思います。)


御伽噺的に、平和で豊かな世界ってどんな世界なんだろう?
それは循環して自然と調和した世界。
「便利」という名のもと、ひたすら忙しくなって、ゆとりがなくなるのではなくて
もっとずっとゆったりとした世界。


そうして考えた世界です。

「天翔る美しの国【壱の巻】――年下だけど年上の君を守りたくて」
https://kakuyomu.jp/works/16817330662731476388

近代化はしません。
身分社会だけど、でも、上に立つものが高潔な魂であれば、平和で豊かなはずです。
ストーリー展開の都合上、いろいろ削ぎ落として書かなかったけれど、
でもちらっと書いたけれど、例えば、冷たいお茶を作ったりも出来るし、
灯りをともしたりも出来ます。

【弐の巻】では、そういう部分や、神話も書きたいなあ、と思ってます。
そして、たぶん、三人称視点でミステリー要素を回収する形で書きます。
(考えているだけだけど。)
でも、まず、「運命の恋」の【零の巻】を書くけれど。
(ユキヤナギの人です。)


さて。
今日はあと2時間くらい時間があります。
誰もいません! ブラボー!!

最後の添削をします(ルビが間違っているし、読点や「てにをは」がおかしかったしするから)。
(あ、だから、内容が変わることはありません。)


*****

最近書いた「〇〇を書きたい同盟」の作品。

「ぬるい海をたゆたうのは」https://kakuyomu.jp/works/16817330663615700836
「年下の、キレイな男の子」https://kakuyomu.jp/works/16817330663843635980

わたしは最近書いた話の中では「ぬるい海をたゆたうのは」がとても好きです。
もっとうまく書けるようになりたいな。

あ、でも、こういうの、嫌いな人、絶対にいると思う!!
こういうの、っていうのは、エロっていう意味じゃないです。
それは、月森さんが「あの三人、嫌い」というのと同じ感じで。
うんうん。
いいのだ、それで。

書いたものをすべて受け入れられるとは思っていなくて、
「ああ、これは嫌いだな」とか「読めないな」とか「好きじゃないな」
ということがあってもいいと思います。

ただわたし、コンテスト向けじゃなくて、こういう自分が書きたいものも
書いていきたいなあ、と思いました。


ではでは!

29件のコメント

  • 私はすごく好きです!
  • みかりん、ありがとう!
    わたしも好きなんです。
    そうして、また、こういう「いつも正しく生きるのは難しい」ことを書きたいなあと思います。

    ラストが好きなのです。
  • 自由とは。を考える時私は、吉野せいさんの「洟をたらした神」を思い出すのです。
    不自由の中の自由、なかなかに難しいけれど。

    自由が生きていく中でとても大切だと思っています^_^
  • 自由、それは眠る事……。自由、それは食べる事……。
    自由、それは……喜びを分かち合う事。
    江國香織、間宮兄弟みたいな自由。
  • UDさん
    「洟をたらした神」、読んだことないので読んでみたいです。

    わたしたちはどうしたって、不自由の中にいると思います。
    集団で生きるのが人間だから、規則や規律があるの当たり前なのです。
    だけど、その中で、わたしは、魂だけは自由にいられると思っています。
    何ものにも縛られず、どこまでも飛んでゆける。

    呪いを振り払って、呪縛から解放されて、わたしは自由に生きたい。

    わたしは茨木のり子さんの「倚りかからず」を思い浮かべます。


    「倚りかからず」


    もはや
    できあいの思想には倚りかかりたくない
    もはや
    できあいの宗教には倚りかかりたくない
    もはや
    できあいの学問には倚りかかりたくない
    もはや
    いかなる権威にも倚りかかりたくはない
    ながく生きて
    心底学んだのはそれくらい
    じぶんの耳目
    じぶんの二本の足のみで立っていて
    なに不都合のことやある

    倚りかかるとすれば
    それは
    椅子の背もたれだけ

    『倚りかからず』茨木のり子(ちくま文庫)
  • 福山典雅さん
    間宮兄弟すき!!!

    眠ることも、食べることもすき。
    おいしいものがすき。
    いつも、「おいしいな」って思って、ごはんを食べたい。
    (ゆえに、こだわりを持って調味料や素材を選ぶ!)

    喜びをわかちあえたら素敵。
    とても幸せ。
  • 自由の国、アメリカには、国民保健もありませんが、銃の所有はほぼ自由です。私の住んでいる州では、オープンキャリーと言って、銃をオープンに持ち歩いても良いのです。逆に隠し物には、許可がいりません。民間企業は、銃持ち込みを制限できます。大学は、生徒はだめでも、教官と職員は、許可を申請して訓練を受ければ、隠し持つのはOKです。

    銃はオーケーでも、妊娠中絶は六週間後は禁止です。自由でも色々あるんですよね。
  • 西しまこ様。

    私が苦手な分野で読めてない作品もあるんですけど。
    (なんやかんやで読めずにフォローしている作品もあります・・)
    しまこさんの物語はいろんなものがあって素敵だなぁーと思います。

    私は自分で自分に責任もリスクもかけすぎる所があって困ってます。(笑)
  • 何を以てしても自由であることは難しいと思いますが、自分の思考だけは自由だと思います。
    好悪も善悪も、考えるだけなら自由。
    家族でも、誰も制限できない。

    カクヨムで物語を読み歩くのも自由!
    好きな物語、涙する物語に出会うと堪らなく幸せで満たされた気分に!
    西様に出会ったのも、私にとってはそういうものでしたね。
  • 私も自由でいたい、どうやったら自由に生きれるのかと日々思っています。
    でも現実は厳しく、自分がやりたい事の為に使える時間は本当に限られていて…
    パートナーや家族さえもイラッとなる対象になる事がある(^_^;)

    でも、しまこさんの書かれている自由と言う意味では、幸い私は自由で居られてますね。
    そして、しまこさんの書かれれている、多くの人がそれを望んでいないというのにも激しく同意します!

    会社でもね、男の先輩やら上司が、男の子に「しっかりしろ、そんなんじゃ上に立てないぞ!」とかね、怒るんだけど…
    私は、横目でみてため息つきますね。
    「その子、多分上に立ちたいとか思ってないよー」って思います。

    だからって、仕事出来ない訳じゃないって事に気付いてあげたらいいのにね。
    それぞれ、価値観違うんだから、その人にあった仕事や生き方が出来れば良いのになぁ、とおもいます。

    (でも、仕事に関しては、給料は差をつけるべきと思ってますよ。同じ年齢の、同期同士であっても、仕事に生きがい持って自分が引っ張っていくんだと思って頑張って成果を出してる人と、その人に言われた事だけをやって帰っていく人と同じだとおかしいものね)

  • 自由、難しい。
    決まりのない世界が自由、ってわけじゃないし。
    心が自由なら、とかよく聞くけど、心の自由もよくわかんない。
    自分がしたいこと全部出来る人なんていない気がする。
    突き詰めて考えると大変そうだから、テケトーな感じで自由を気取る。
    自由とか正義とか愛は、難しい。
  • あぁ、私も好きです。ぬるい海。

    自由。難しい、と感じます。
    なので普段あまり向き合いません!
  • 私の好きな映画に、こんなやり取りがあります。

    男「自戒(僧侶の決まり)を持つ坊さんは、幸せそうだが不自由に見える」

    僧侶「実際は自由なものです」

    男「どうして?」

    僧侶「何をすべきか、すべきでないか、判っております故――」

    ここから先は宗教的な会話になるので省きますが。
    なんか、この台詞に色々と答えが詰まってる気がしました。
  • 周りに自由人しかいなくて自分も比較的自由に生きてるなあと思うんですが、それでも社会的な制約や自分自身で作った枷みたいなものはありますよね。
    ある意味自分を縛っているのは自分だと思います。
    何かを選択する時「〜しなければいけない」とか「〜すべき」で動かないようにしようとは思っています。
  • @fumiya57さん
    わたしねえ、銃はやはり規制すべきだと思います。
    殺傷能力が高すぎるから。
    銃を自由に持ってあるいていい社会って、怖いです。
    だって、あっという間に死ぬ可能性が高い。

    中絶問題も難しいなあと思うのですがね、
    わたしはね、やはり育てることが大事だと思うのです。
    赤ちゃんをまるでモノみたいに養子に出すのって
    やっぱりなんか変だと思うのですよ。

    望まない妊娠がない社会だといいです、まずは。

    ていうことを、海外ドラマ見ながら思います。
  • 綴さん
    全部読むのは難しいでしょうから、好きなものだけ読んでください!
    いろいろなジャンルを書いていて、
    特に「漢字で〇〇を攻略せよ‼」と「ぬるい海をたゆたうのは」は
    全然違うタイプです。
    「漢字で~」に関しては、これは大人が読むのは難しいかなって思って書きました。

    わたしはずーっと自由がいい。
    何ものにも倚りかからず、執着せず、生きていきたい。
  • 夏くん
    わたしは「ねばならない」ことはそんなに多くないんじゃないかなって思っています。
    「〇〇の方がいい」ことは多いけれど、「ねばならない」は多くない。

    わたしね、自由で生きるためには、ある程度の才能が必要だと思います。
    わたしにとっての自由とは、「快適な生活」も含まれているからです。
    イメージして、どんな生活がいいか、
    ほんとうに自分が望んでいることは何かをいつも考えます。

    自由って、好き勝手していいことではないと思います。
    なんだろうなあ。
    のびやかに生きることかな。

    生きている限りにおいて、「ハッピーエンド」は存在しない。
    でも、ふとした瞬間に「幸せだ」と感じることはある。
    そういう幸せを感じられる人間であったらいいな、と思います。

    出来ないことばかり目を向けていると、全然幸せじゃなくなるし、同時に自由でもなくなる。
    わたしは社会を変えたいとは思わないので、いまここ で、出来るだけ、のびやかに生きたいと思うのです。

    何ものにもとらわれず、倚りかからず。
    自分の足で立っていたい。
  • あきこさん
    時間の自由は少ないです!!
    「わたしに数時間の自由をくれ!」などと、常に近況ノートでしゃべっているもの(笑)。

    ただでも、思考を自由にすることは出来ると思うのです。
    わたしの母親はけっこう、わたしを縛り付けていました。
    「結婚しなくては幸せじゃない」
    「子どもがいなければ幸せじゃない」
    「物は捨ててはダメだ」「節約が大事だ」「贅沢はいけない」
    「ねばならない」ことがとても多いひとでした。

    わたしは、そこからたぶん、いつもはちゃんと自由でいられると思う。
    母親のそういう刷り込みって、呪いだと思うのです。
    そうそう。
    「娘と自分は同じだと思っている」という、怖いことも言われました。

    わたしはわたし。
    ただの、ひとりの人間。
    ひとりで立って、そうして自由に生きていいんだ。

    随分頑張って、引き剥がしたなあって思います。
    「自由でいたい」って、だから反動でもあるかもしれません。

    本から学んだことは多く、その中で「自由が何よりも大事だ」と思ったので、本を読むことは、思考を遠くまで飛ばせることでもありました(あります)。

    家族には日々イラっとしていますよ!!(笑)

    出世したくない人もいますよね。
    そしてお給料には差をつけるべきだと、わたしも思います。

    わたし、小学校の先生見ていてそう思いました。
    すっごく頑張っている先生とそうでない先生との落差が激し過ぎて。
    あれ、一律の給与基準だと、やる気なくす瞬間ってあると思います。
  • とうりちゃん
    自由についてはいつも考えています。
    わたしにとっての自由は、思考が遠くまで飛ばせること。
    「ねばならない」ことが、ほぼないって思えること。
    倚りかからないで生きること。
    自分の足で立っていること。
    自分の目と耳で、世界を感じていること。

    縛られないこと。
    自分で自分を縛らないこと。

    けっこう、自分で自分を縛っていることって多いと思うの。
    でも、縛らないこと。

    そして、ふとした瞬間に幸せを感じることが出来ること。


    愛はともかく、正義は難しい。
    だって、正義って、時代や社会で異なると思うから。

    人間は集団で生きていく存在だから、「正義のため」と、誰かを攻撃することで、快楽物質が出る
    というような内容を最近読み、すごくおもしろいなと思いました。
    正義はとても恣意的です。

    愛はね。
    たぶん、本当のところは、わたしは子どもに対してしか持てないかもしれない、と思ったりしています。
  • @hikagenekoさん
    「ぬるい海~」好きと言ってくださり、ありがとうございます!

    自由は難しいのですが、
    わたしにとって、とても大事なことなのでけっこう考えます。
    自由とは。

    そうそう。
    自分のカラダはね、ある程度は自分の自由にしていいと思うのです。
    そうして、カラダでしか解決できないこともあるかもしれない。
    そんなふうに思っています。
    「ぬるい海~」はそんな考えもあって、書きました。
  • みかみさーん!!
    わたし、たぶん、そういう平和な社会を描きたいのです。
    「自由」の押し売りがない社会というか、
    身分社会ではあるけれど、神がちゃんと機能している社会というか。
    それは意外に平和で豊かな気がするのです。

    「便利」って、そんなにいいことでもない気がするのです。
    「時短」も楽しくない気がするのです。

    「不自由」ってはたから見えても、実は「自由」なんじゃないかな、とか、豊かなんじゃないかなって考えています(考えている途中)。

    なんか、違うこと言っていたらごめんなさい。
  • すみません、先の私のコメントものすごく説明不足でした。

    僧侶、って玄奘三蔵のことなんです。
    三蔵法師って、インドに行って意訳されてないお経を学びたい一心で、国禁侵して旅に出ちゃった人なんですけど。

    その国禁を破った玄奘が、「何をすべきか、すべきでないか判ってますんで。自由なんですよ」と言ったので、なんか奥深いな。なんて思って(笑)
    まあこれは映画なんで、玄奘さんの伝記にはこんな台詞は書いてなかったんですけど。

    私、玄奘さんが実際僧侶の自戒を全部守りきったとは考えてなくて。
    多分、自分の指標がきちんとあってそれを目印に行動できた人だと脚本家も考えたから、「自由です」という台詞を採用したのかな?
    と、私なりに考えました。

    ……あれ? なんか、話題の本質、若干ズレたかな。すみません(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)
  • 鳥尾巻さん
    そうそう。
    自分で自分を縛っていることが多いと思います。
    なるべく、自分で制約を設けるのはやめようと思っています。
    苦しくなってしまうから。

    わたしは自由でいるために、自営業の方の営業活動をしようかなあって考えているところ。
    ちょっと頑張ろうっと。

    わたしがこんなふうに思っているせいか、長男も次男も、超自由人です。
    でもいいなあって思っているのです。
    楽しそうだよ。
  • みかみさん
    追記ありがとうございます!!
    おお!
    それもとても意味深くていいです!

    何が大事かっていうのを決めるのも、自由意志に委ねられている気がします。

    自分の目標のために為すべきことを為す。
    そのためには、別の尺度で設けられたルールを破ってもいい。
    だって、大きな大切な、みなのためになる目標があるのだから。

    目指す高みにいくために。

    なんだかいいなあって思いました。
    わたしの山はそれよりずっと低いけど、でも頑張ろうっと(自由のために)。
  • 幸まるさん
    飛ばしてしまってごめんなさい!!

    カクヨムって、自由の海なんです、わたしにとっても。
    自由に泳げる海。
    まあでも、規約があるので何をしていいわけじゃないけど(エロのこととか笑)、でも、なんだろうなあ、その中でやっぱり、自由に考えることが出来る。

    わたし、思考の自由がとてもたいせつなんだ、と
    この近況ノートを書いていて思いました。
    「ねばならない」から、いつも自分を解き放っていたい。

    カクヨムで、いろんな方に出逢えて、とても嬉しいです。
    ネットだから薄っぺらかというとそうでもなくて、
    なんだか、大事なインナースペースで話をしていると思います。

    幸まるさんとの出会いも、とても嬉しく、しあわせなことです!
  • 何度もすみません。

    いえ!
    私の中途半端なコメントに対して、勿体ないほどのお返事。感謝です。ありがとうございました!
  • みかみさん
    いえいえ、ありがとうございました!
    両方のコメント、とても興味深く読みました。
    とてもとても、よかったです!
  • ずうっと前に、わたし、しまこさんのお話のコメントで書いたことがある。
    しまこさんって、いつもいつも、遠くの世界に、ひろいひろい世界に手を伸ばして、届きたい、ゆきたい、際限ないひろい場所で、たゆたいたいって、おっしゃってるような気がして。
    自由。
    どうなんだろう。
    わたしは、しまこさんの自由は、解放なんじゃないかなって感じました。
  • いっちゃん
    コメントありがとう!
    そして、そのコメント、覚えています。

    解放。
    そうかもしれない。
    わたし、ずっと母から家から解放されたかった。
    実際の距離が離れたら、かなり解放されて、
    変な話、出産によって解放された部分は大きい。
    神様に会ったんだよね。
    (脳内花畑ホルモンが出ていたし。)

    おもしろいから、もっと考えてみる。

    ともかく、呪いみたいなものがわたしいはべっとりとくっついていて
    そういうものから、とにかく自由になりたいっていう気持ちが強かっ
    たと思う。

    あ、あとね、「日本語が通じる相手といっしょにいたい」とも強くつよく思っていた。
    いっしょに住んでいる相手と言葉が通じないと、ほんとうにきついので。

    もっと考えてみます。
    ありがとう!!!
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