情報継ぎ接ぎのホラーミステリーですが、物語の軸になる主人公がいます。謎だらけの証言も、彼が繋げて解き明かしてくれることでしょう…たぶん。
さて、禁足地といえば、聖域であったり、未知の危険が潜んでいる為、迂闊に足を踏み入れれば酷い目に遭う場所というイメージですが。この作品の中の禁足地は、建物の一角や街の一部が市井の人々によって突然『禁足地』に指定されるというトリッキーな設定です。
主人公の夜雲《ヤクモ》志郎《シロウ》は、なぜそこが『禁足地』となったのかを調査する自称・霊能者。
彼は何者なのか。謎は本当に解けるのか。調査の先で彼が何を成すのか。
18,435文字程度の、ちょっと長めの短編ですが、お時間がある時に楽しんでいただけると幸いです。
評判がよければ短編連作で次回のカクコンに出したいと思ってます。
※ちなみに、[縁切り]や[蜘蛛]のワードがありますが、『桜邸シリーズ』は無関係です。