『後南朝の華』
【作者】綾波 宗水様
https://kakuyomu.jp/works/1177354055512031146南北朝時代はご存知でしょうか?
日本史に刻まれたおよそ50年の間、北と南に朝廷が2箇所存在しました。北側は京都の足利氏。そして南側は奈良の後醍醐天皇。
現代になって南朝側の奈良へと友人と共に訪れた主人公。道中、彼の前に謎の和装少女が現れます。そして少女は言いました。「南北朝の動乱はまだ終わってないの」と。
古都で起きるとある恐ろしい出来事。少女の言葉の意味とは?
歴史に詳しくなくても、作者様の豊富な知識で読みやすく、その巧みな表現は、読んでいて実際に奈良を訪れた心地になります。
私はかつて京都と奈良の県境に住んでおりましたので、その頃の情景が見事に浮かんできました。
皆さまもぜひお読みになられてくださいね。