ガウレオとクアエのシーンに、クアエの容姿説明を追加しました。
この世界での髪と目の色には、大した意味はありません。
精々、魔法の適性が分かる程度です。
大した意味あるじゃんと思われるかも知れませんが、一般的に、この世界では教わる機会さえあれば、誰でも魔法が使えます。
更に、一つの属性のコツさえ掴めば、他の属性も同じように使えるようになるのです。適性というのはここで活用されます。
例えば、適性属性で『矢の魔法』を練習して修得すれば、他の属性の『矢の魔法』が使えるようになります。
しかし、発動速度や威力の増減などは、その魔法を練習するしかありません。『火の矢』ばかり使っても『氷の矢』は上手くならないのです。
もちろん、自身の魔力操作を極めていくことで、魔法全体を強化する事も出来ます。作中でガウレオくんがしているのがこれに当たります。
でも、この方法は普通に一つの魔法を練習するより、効果が薄いのでやっている人はあまりいません。
一般的な魔法使いは、自分の住む土地にあった魔法のみを極めていくからです。全体をコツコツ上げるより、その方が効率的ですから。
つまり、適性属性というのは、魔法修得にボーナス補正が掛かっている属性ということです。
長々と魔法の設定をお話しましたが、これ等が作中で語られる日が来るのでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。