この世の中には、一度も芝居を見たことがない人が沢山います。
そういう人に、劇場の雰囲気、客席の様子、芝居を観た観客の興奮度を文字
で表現するのは難しいですねえ。
つまり「臨場感」をいかに平易な文章で、簡潔にまとめて、かつ読み手にも
その臨場感を疑似体験してもらうかです。
あまりくどくどと説明文が続くと、読み手も疲れるし、ストーリー自体、散
逸されてしまいます。
少しでも私の拙作「舞台にいる男 京つけ打ち伝」をお読みになって、少し
でも、劇場のライブ感を味わえたら、本望です。
これが友達同士の会話なら、
「まあ一度劇場に行ってみろ」の一言で済みますから簡単です。
じゃあ、私の読者、もしくは読者になろうとする人にどう言えばいいのだろ
うか。
ああ、今思いつきました!
「読めば、わかるよ!」
偉そうな事言ってすみませんでした!!