を書きました。
中編と言っているのは、10万字に満たない5万字強であるためなのですが、分類によっては長編扱いかもしれません。
書こうと思った契機は特別なものではなく、「なんかつばさ文庫なる児童小説の賞レースやってるなぁ、たまには短編以外も書きたいし書いてみるか」というものでした。
賞レースでプロデビューを目指す人々の中に物見遊山で突っ込むことに思うところがなかったわけではありませんが、プロ志望の方々なら鼻で笑って私を蹴散らすだろうとの判断あってのことです。
そんな経緯ではありますが、書くからには手を抜くつもりもなく。一応はつばさ文庫の提示した条件と期日を守ろうと思ったのですが、これがいけなかった。
半月もあればでっち上げられるだろうと思っていたのですが、テーマ探しでSFでも書くかと決めたのが極めつけの運の尽きでありまして、SFとは、エンタメとは、児童文学とは、物質の起源とは、と日々懊悩する羽目になったのです。
そもそもが児童向けの文体 is わからない上に、エンタメ is わからない、さらにSF is わからない有り様で、何度も案を練ってはボツにし、また案を練ってはを盆の暮れまで続けておりました。
もちろん物質の起源もわかりません。
残り二週間となった時点でもうなんでも良いから書くしかないと手を付けたのは良かったのですが、テーマだけふんわりと決めたまま書き始めたため、キャラクターはおろか舞台設定すらアドリブで決めながら書く羽目になりました。オチすらもいくつか考えていたもの中から一つに決めたのは、このノートを書き始める6時間前のことです。さらに言えば、最後の1万字は投稿前の3時間で悲鳴を上げながら、ボリュームをかなり削ぎ落としつつ書きなぐったものとなっております。
締切に間に合ったのも、小指の体操で訓練していたからですね。やっててよかった小指の体操。
あんまり関係ないかもしれません。
そんな小説となっておりますが、少なくとも小学生に見せて恥ずかしくないものは書いたつもりですので、ご笑覧ください。
作品はこちらになります。
https://kakuyomu.jp/works/16818093083994466500 次回以降は、ボツにしたネタを再起動させたい気もしますが、他の書きたいネタもいくつか溜まっていますので、未定とさせていただきます。
いい加減ファンタジーも頑張らないと・・・