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ASMRを

 (大急ぎで)書いていました。

 コンテストの存在自体はなんとなく頭にあったのですが、 8月中は別の小説に(サボりつつ)取り組んでいたため、 9月になってその気になったらで良いかなと思っていました。
 実のところ 9月初週はその気以前に忘れかけていたのですが、今週に入ってふと思うところがあり書き始めた次第です。

 残り時間もあまりなかったため、間に合わなかったらお蔵入りかなと思いつつ書いていたのですが、案外どうにかなるもので。最低文字数程度には届きそうな進捗具合でこれは僥倖、と思いきや。
 締め切りを12時間間違えていたことに、締め切り15時間前に気がついて大慌てで進めることになってしまいました。結局9/11時点では完成せず、9/12の朝、少し早めに起床してエピローグ部分をでっち上げて投稿するはめに。
 前回のつばさ文庫と言い、(サボりも含めて)締め切りギリギリに完成させる癖は大変よろしくありませんね。
 無計画も計画の内とは申しますが、余裕のある計画と生活に越したことはありません。そもそもからして、筆を執る動機が衝動的というのもあまりよろしくないのですがこちらは性分ですので、まずは比して正すに易い計画性から精進したいところです。

 杜撰さの反省はこのあたりにして、本文についても幾らか書いておきましょう。
 とは申せ、実を言えばよくわからないまま終わったというのが感想です。
 
 まず、 ASMRにはナレーターがいらっしゃらないため、言葉の端から情景や仕草を読み取らせる必要があります。しかし、あまり説明しすぎれば不自然な台詞になり、かといって説明を怠れば最低限の情景すら浮かばない板挟み。結局、良い塩梅のわからぬまま投稿することになりました。
 次に癒やし。癒やしと言っても様々にありますが、何が癒やされるかは人によって時によって場所によって違うもの。普遍的にのっぺりとした癒やしと言うならば、それこそ波風の立たない淡々とした中で自浄作用に身を任せるぐらいのものでしょうが、そんな物を書いても(少なくとも私の腕では)面白くありません。かと言って自分の好き心にまかせて尖らせすぎても、読み物としては失格。こちらの塩梅もよくわからぬまま、投稿しております。
 さらには動作。並の小説ならば、「ちょいと歩いて扉を開けて」と書いておけば残りは読者の頭が補完してくれるところですが、音声作品ではもう少し具体的に音で表し、「床は軋んで忍び足、扉をそろりと開けてもなる蝶番」ぐらいは書いておく必要があります。普段も頭の中ではもそっと景色を組んではいるのですが、いざ外に書き出そうと言うときにどの程度が良い塩梅かしらと納屋なんだ末にルビで音量などを調節する指示を加えることでごまかすことにいたしました。私は敗北者です。

 他にも細々とした愚痴ならば、キャラクターの作り方がわからぬ、軌道修正のうまいやり口がわからぬ、萌えとは一体…… などなどありますが、きりがないのでこのあたりで止めておきます。

 話の中身についてはあまり語ることもないのですが、結局セッ(伏せ字)は説法なのか説教なのか。セッ(伏せ字)部分は基本的にそれらしいことを行っているように見えてヒロインの感情垂れ流しなので、真面目に読む必要はあまりないのですが、一応は真宗のかたが公開している仏典などを参考にしているので説法…… ?いやでも押しつけがましさで言えば説教…… ?
 まあ好きな方で読んでいただければと思います。

 中身といえば、最初に書き始めた時点では、「パートナーが浮気をしつつり、それが瀬戸際でバレて普段通りにセッ(伏せ字)しようとしたヒロインが言葉に詰まって泣き崩れ子どものように泣きじゃくる姿」が思い浮かび、このシーンに向けて調整していました。しかし、ここから癒やしに持っていく手段が思い浮かばなかったため、細かい舵取りを重ねた結果、あんなかんじになりました。なので、あんなかんじです。
 まああんなかんじなのですが、セッ(伏せ字)自体は当初実装予定はありませんでした。何故紛れ込んだのかはよく解っていないのですが、該当部分を書いている時間が一番楽しかったので結果おーらいです。

 あんなかんじのアレは

 https://kakuyomu.jp/works/16818093084713749787

 こちらとなっております。

 あんなかんじのアレを書いたこともあって次回はなんとなくそっち系になるかもしれませんが、 2日もすればもとのテンションに戻りそうなので、次回の更新は暫定的に未定です。夏の間にちまちま書いた句も整理したいところですが、明日やろうのバカ野郎ですのでどうなることやら。

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