いつもお読みいただきありがとうございます。
エクストリーム肩こりで頭痛がヤバイ作者です。
さて、ここしばらくマゾゲーとして名高い「Project Zomboid」を遊んでいました。
Project Zomboidとはなんぞや? という人に簡単に説明しましょう。
ーーー説明ここからーーー
Project Zomboidとは、インディーズ系ゲームスタジオThe Indie Stoneによって開発されているオープンワールドのサバイバルホラーゲームです。
舞台は1993年。アメリカ、ケンタッキー州ノックス郡。
ゾンビ病が蔓延し、水や電気といったライフラインが止まり、次第に物資が枯渇していく広大なマップで、ゾンビだけでなく、飢えや乾き、怪我や病気、退屈やストレスなどと戦いながら一日でも長く生き残るというゲームです。
襲い来るゾンビをかい潜りながら食料や武器を集め、安全な拠点を築き、時に釣りをし、時に農作物を育て、時に隣町までドライブを楽しみ、死が訪れるその日までプレイヤーは残りの人生を楽しみます。
このゲームにはゾンビに倒される以外にも沢山の「死に方」が存在します。
料理中、うっかり台所にある漂白剤を混ぜてしまっての中毒死。
建設現場にある階段からの転落死。
野外で採集した有毒なベリーやキノコを食べての食中毒死。
半袖で森に入り、ひっかき傷をつくってそこから感染症を起こしての死。
腐敗した食料や、雨水や湖水を口にしての食中毒死。
そうして死んでしまった場合、キャラクターはロストとなります。
レベル、経験値、レシピ、そうしたものは全て失われてしまいます。
(その場合、続けて同じ世界に生存者として降り立つか、新しくゲームを始めるかを選ぶことになります。続けた場合、集めた物資や拠点はそのままです。もしかしたら、ゾンビとなった過去の自分と遭遇するかも…)
このゲームは難易度が異様に高く、ゲームに慣れるまでは数日はおろか、数時間生き残ることも難しいです。
しかしノックスカントリーの地形を覚え、「生き残る術」や「出来ることの多さ」に慣れてくると次第に長生きできるようになります。
このゲームは、たった一人の生存者が、ゾンビのはびこる世界でどれだけ長く生き延びられるかを挑戦するものです。
ーーー説明ここまでーーー
難易度は黙示録。基本バニラで、MODは武器耐久表示とコモンセンス(バールを使って施錠された家の扉をこじ開けるやつ)とかです。
武器追加MODはとくに入れていません。
使い切れないくらいの銃弾と防具が手に入っちゃうんで…
軽機関銃とかミニガンとか楽しいっちゃ楽しいんですが、zomboidはL4Dなんかと違って、特殊感染者とかは別にいないんで、俺TUEEEEEEになりすぎてイマイチなんですよね…。(マゾゲーを遊ぶ者の業である)武器よか、アイスクリームとかピザを作る能力のほうがほしいです…。
さて、まずスタートに選んだのはリバーサイドという街です。
リバーサイドは文字通り、ケンタッキー州に流れるオハイオ川のそばにある小さな街です。人口は少ないながらも、複数の食料品店があり、釣具屋、スポーツ用具店(武器屋)もあります。
ゾンボイドにおいて、初期の生存に重要なファクターはおもに2つあります。
それは水とゾンビの人口です。
ゾンビの人口についてはあまり説明は必要ないでしょう。ゾンビが少ない場所は安全ということです。ソンビの少ない村や一軒家は、物資集めするのに楽です。
そして水ですが、水があれば水を確保できると同時に安全地帯になります。
水源が安全地帯とはどういうことか、説明いたしましょう。
zomboidにおいて、倒したゾンビは無限にリスポンします。ですが、ゾンビは水の上にリスポンできないのです。ゆえに、水源はプレイヤーに絶対的な安全を保証するんですね。
川や湖は、喉が乾いた時に沸かして飲める&汚れた衣類を洗濯できる&釣りで食料調達できるという以上に、ゾンビのリスポンをブロックするという価値が大きいのです。
そういった意味でも、街の真横にどデカい川が流れているリバーサイドは初心者向けのスタート地点です。さて、さっそくzomboidの世界に降り立ってみましょう。
ほわんほわん…
降り立ちました。
どうやら私が降り立ったのは、リバーサイドの郊外にある売家のようです。
窓から外を見ると「For Sale」と書かれた赤い看板が見えます。
ということは……ふむ。キッチンは空っぽ。
家にある段ボールもクリップと用紙しか入っていません。
どうやらもぬけの殻のようです。
降り立った最初の家に武器が何もないというのは、かなりデンジャーです。
素手でゾンビを相手にするのは、ベテランのサバイバーでも2体が限界ですから。
さらに最悪なことに、周囲にミルクのような濃い霧が立ち込めてきました。
本日の天気は濃霧のようです。
Zomboidには天候の概念があり、雨、嵐、風、濃霧といった天候があります。
雨や風はただサバイバーの体温を奪うだけでなく、ゾンビの行動にも影響を与えます。
例えば嵐で雷が落ちると、ゾンビは落雷の音で活発に移動し、一度プレイヤーがクリアリングした場所に移動するといった行動をします。
そして今起きている濃霧は、周囲が真っ白になってサバイバーの視界を奪います。もっとも霧が濃い状態になると、プレイヤーはたった3マス先の情報しか確認できなくなります。
…しかしながら、ゾンビはそうした霧の影響をあまり受けません。
鋭い視覚と聴覚で容赦なくこちらを探知してくるので、気がついたら背中にゾンビが現れるということがありえます。
ふむ。手元に武器はなし。
おまけにゾンビの位置もわからないというのはなかなかハードですね。
とにかく優先すべきは、武器の入手。
地図を開いてみると、隣の家に小さな小屋があるのが見えます。
おそらくガレージですね。
民家にはたびたびこうしたガレージがあり、木工に使うトンカチやロープ、ノコギリや釘といった道具が保管されていることがあります。
まずはこのガレージを目指し、武器を手に入れましょう。
腰をかがめ、できるだけ静かに売家の扉を開けて外に出ます。
おや。家の目の前を通っている砂利道にゾンビがいますね。
さっそく第一ゾンビのお出迎えです。
幸いなことに、ゾンビはこちらを向いていたために向こうから寄ってきてくれました。こちらから寄っていくと、別のゾンビに見られる可能性があるのでこれはありがたいです。
ゆっくりさがってゾンビを家の中に迎え、SUMOで押し倒し、頭を踏みつけてファースト・キルです。
武器を持っていないサバイバーの唯一の武器はSUMOです。極東から伝わった格闘技術SUMOを繰り出すことで、サバイバーは低確率でゾンビを押し倒すことができます。
押し倒したゾンビは一時的に無力化され、頭部を足で踏みつけることで殺害できます。某バイオでハザードなゲームでおなじみのアレですね。
しかし、SUMOをしたことで発生した騒音に引き寄せられたのか、別のゾンビが家に寄ってきました。仕方がないので、こちらもSUMOで始末します。えいっ。
……すこし様子を見ましょう。他にゾンビが寄ってくる気配はありません。
家の近くにいたゾンビは、この2体だけのようですね。
ふむ、ではさっそくガレージの様子を見てみましょう。
何か武器があるといいのですが…
(つづく……かも?)