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「グリ魔」第二十一章の小話 その6

「賢いヒロイン」中編コンテストの中間選考結果が出ていましたね。
中間選考突破された皆様方、おめでとうございます。
最終選考結果の発表は2023年8月頃とか。楽しみですねえ。

…主人公の賢さを感じさせるお話って、作者さん自身の知識量にも繋がるでしょうから、お話考えるの難しそうだなぁ。


◇第21話 ”刃無きコル=ワスターレ”の話
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330658576907375

名前は、ラテン語で「心臓(cor)」と「壊す(vastare)」を組み合わせています。
そのまま翻訳にかけると「心を無駄にする」と出ちゃうんですが、傷付けずに相手を屠る(=触れたら即死する)剣なので、まあまあ間違ってないかと。

元々『革命で聖女が渡した剣が一本だけじゃ心許ないかなー』と思っておまけ程度に考えた武器だったんですが、聖女の素性を考えるとこちらの方が伏線になったな、と思っています。


◇第21話 初代のラッフレナンド王が綴っていた手記の話

初代が王位に就き、慣れない公務で精神的に疲弊していた時期に綴った手記、という設定です。

「君の〇を飾っておけば良かった」とか、
「君の〇〇を食べておけば君はオレの一部に…」など、

聖女に対してグロ方面のヤベー想いを綴っていました。
一応初代もヤベー自覚はあったようで、ストレス発散用の黒歴史帳みたいなポジションです。

ただ、国が盤石になっていった頃には初代が手記の存在を忘れてしまって…。
初代が没し面識がなかった四代目の王によって、王の寝室の隠し収納から発見されてしまいました。

手記には四代目の王によって以下のメモが追加され、以降代々の王のみ読む事が許されています。

『王の務めは孤独で過酷だ。心を壊さぬよう、医師に頼る努力を怠らぬ事』

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