福島第一原発事故を回避する機会は3回あったと思います。
最初は新潟沖地震で柏崎原発緊急停止半年後に共産党国会議員が安倍総理に原発事故について質問し、安倍総理が「原発事故は起こしてはいけない」と応えた直後です。それまでジャワ島沖地震でインドの原発が緊急停止したことを受けて貞観地震の際の津波を基準に旧通産省は東北地方に原発を有する電力会社に改善を迫っていましたが、恐らくこれを機会に東海原発と女川原発は政府の指導に従い、改善工事を始めた筈です。ところが東京電力のみは柏崎原発か停止しており赤字だと政府の指導に従わなかった。
次に安倍内閣の後を継いだ鳩山内閣です。東京電力に改善を働きかけた様子は全く見られません。ひたすら辺野古基地移設問題に固執するのみだったと思います。
最後は事故当日です。東電の要請とおり自衛隊が高圧電源車を空輸しておれば、事故は防げたと思っております。政府主導の防災訓練では密かに原発事故対応訓練も行われていたようです。私の存在も無関係ではないと思い、弁護団や各マスコミ、鹿児島地裁にも話を伝えております。
今後、原発事故裁判や鹿児島県での川内原発稼働延長に伴う県民投票が行われると思いますが、事実を解明し、高裁が最高裁判決を覆した理由を国民や告知するしかないと思います。
福島第一原発事故と辺野古基地移設問題の関連性に報道機関も一般国民も気付かざる得ないと思います。
https://kakuyomu.jp/works/16817330659374848807/episodes/16817330659815743800