マジックストーリー第14章『ありがとう さよなら』が終了しました。
久しぶりのながーいお話……。
数えてみたら19話で驚きましたが、5章は20話でした(笑)
さてさて、14章はいかがでしたか?
まず、最初に読者の方々に言われたのが
「章タイトルが不穏すぎる」
…ですね!!(;'∀')
13章最後の回で、亜梨明が重篤な発作を起こして意識不明となり、そこから回復困難と診断されるという、重々しい展開が続きました。
178話では、自らの状況に悲観した亜梨明が、遺言を残して病室を抜け出してしまったりも……。
遺言に残していた、友人達のメッセージ。
『毎日が、魔法の世界みたいにキラキラしてた』は、マジストのキャッチコピーにも使っていて、このキャッチコピーの意味を明かせる日を、私はずっと待っておりました…!!
章タイトルも、亜梨明の遺した遺言からの抜粋です。
前半は切なかったり、悲しい場面ばかりで読み手の方に飽きられてしまわないかとも思っておりましたが、やっと…やっと……!!
182話で爽太と想いを通じ合わせることができました!!!
爽太の亜梨明への想いの伝え方は、正直あまりかっこいいものではなかったと思いますが、全てを諦め、このまま死ぬつもりでいた亜梨明に「僕のために生きて欲しい」「失いたくない」「死ぬなんて言わないで」と涙ながらに訴える彼の姿だったからこそ、亜梨明の心に響いたのではないかとも思っております。
晴れて恋人同士となった後は、以前のように仲良くやりとりできる二人をお見せできて、私もつい嬉しくなっちゃいました!
転院前のバトミントンのやり取りとか、バーベキューの時の亜梨明の部屋でのシーンとか……。
そうそう、このバトミントンのリハビリなんですけど、亜梨明のキャラ設定を細かく決めて行く時に、彼女と爽太の病気のモデルにしている病と実際に闘った、当時中学2年生の女の子のブログを参考にさせてもらっております。
亜梨明は多分、バトミントンなんて殆どやったことないんだろうなぁ~。
そして、亜梨明に何かプレゼントを贈るべきと助言した星華の言葉を受けて、彼が選んだもの……。
これも、自分で読む用のマジストの執筆を始める少し前に、好きな人に時計を贈る意味を知り、「えっ、なにこれぴったり!」「ちょうど亜梨明(奏音)の誕生花時計草だし、時計嫌い設定は前々からあるし、指輪より全然こっちだ!!」と、ものすごく嬉しくなって、彼の贈り物を懐中時計に決めました。
(ちなみに最初は星華に言われたまま指輪にするつもりでした)
時計を亜梨明に渡すときの爽太言葉は、脳内アニメが流れた時「もはやプロポーズでは??」と変更するか悩みましたが、組み立て直してもしっくりこなくてこのままです(笑)
ちなみに、東京に転院となった亜梨明ですが、出番はこれからもちょくちょくあるので、彼女が元気になる姿を見守ってあげてください( ˘ω˘ )
14章のメインは亜梨明と爽太でしたが、緑依風と風麻の間にも、いろんな変化が起こりました。
184話で、爽太から緑依風の好きな人が自分だと聞かされた風麻!
彼女の想いを初めて知り、彼女が自分のためにどれほど努力を続けたか…。
また、亜梨明のことが好きだと打ち明けられた緑依風がどれほど傷付いたのかと、風麻は長年連れ添ってきた幼馴染の気付かなかった部分をたくさん知ることになりました。
192話では、失恋の傷も完全に癒え、緑依風に彼女の想いを知っていると打ち明けましたね。
そして緑依風も、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりながらも、これから風麻を振り向かせると宣言しました!
風麻に気持ちを知られた緑依風が、これからどんな行動を起こすのか…。
きょうだいのように思っていた緑依風の好意を知って、風麻の気持ちは変われるのか…?
今後の二人にも、是非注目して頂けると幸いです!!
それでは、15章からもどうぞよろしくお願いします~!!