• 現代ドラマ
  • SF

改行は読者との〇〇

どうも皆さん、こんにちは名無之です。
今日は「改行」についてお話ししたいと思います。

なんかTwitterで「改行」のやり方について高弁を垂れている方がいらっしゃったので、それに対する反応です。

その方は改行は基本的に「意味段落」で行え、とのこと。まあ基本的になので、そこから、改行が多いとき少ないときのメリットデメリットを挙げていらっしゃっていました。
まあ、その方が言ってることに概ね賛成なのですが、もう少しそこを掘り下げて行きたいと思います。

ぶっちゃけた話、改行なんてのは自由でいいんです。特に決まりなんてないし、あったとしても破ったところで刑法に抵触するわけではないので、自分の好きなタイミングで改行しちゃって全然問題ないと思います。

ここから重要!

けど、注意しなければいけないのは「その文章が読みやすいか、どうか」。
例えば、改行を全くしない文章だったら読むのに疲れますよね。かといって改行が多すぎると文章に説得力がなくなってしまう。言い方を気にせず言うと「バカっぽく見えてしまう」。
だから、読んでいる方の気持ちを汲み取って
「ここで話を区切ってあげると、わかりやすい(迫力がある)だろう」というタイミングで改行を用います。

そうです。
改行とは、読者とのコミュニケーションツールなのです。

思えば、小説(さらには文章)とは、自分の頭の中にある情報を他者に伝えるための手法の一つです。改行は、文章において他者にわかりやすく伝えるためのツールの一種。
それは例えば、漫画のコマ割りもそうですし、
映画の1カット、音楽の1小節なんかにも言えるかもしれません。

そういえば、昔書いた「お笑い警察二十四時」や「旧・麻倉真純伝」(どちらも現在は非公開)は講談のハリセンを打つタイミングで改行を行っています。
僕の文章はよく講談と漫画を足して2で割ったようだなと自己分析しています。
講談のように文章の途中でも読者(観客)の注意を引くために改行を使いますし、漫画のようにここぞの見せ場(見開きコマ)で改行を行ったりします。最近だと後者が多いですが、漫画では表現できないところは講談のハリセンを意識していますね。

というわけで、改行とは読者とのコミュニケーションツールだよ。
意味段落とかかしこまった使い方じゃなくて「わかりやすさ」とか「迫力」を意識して使うと、また違った魅力のある文章が書けるよ、という話でした。

ここまでご高説賜っている僕は未だデビューできていない無名の作家なのですが笑。
ま、地道に頑張って行きましょう。

というわけで、今日はここまで。
また来週〜。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する