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【読書感想文】スティーヴン・キング「幸運の25セント硬貨」(ネタバレあり)

どうも名無之です。今日は友人と食事があるので早めに書いています。と言ってもあと数分で行かなきゃならなくて書き終えられるかどうか分かりませんが、そこは更新時間で察してください。
さて、今日はキング週間ラストの一作「幸運の25セント硬貨」です。これもまたとても短い小説です。だからこそ読みやすい。しかし、キング初心者にはあれ、と思えるかもしれません。そこも含めて書いていきましょう!

あらすじ:ラスベガス郊外のホテルの清掃員ダーリーンはある日、客室に25セント硬貨のチップを拾う。彼女は嫌味をつきながらも、捨てるためにその硬貨をホテルのスロットマシンへ。するとまさかの大当たり。そこから彼女の運勢は最高のツキをみせる。その結末に彼女が見るものとは、、、

おすすめ度:中の上

突然関係ないこと書くんですけど、中の上と書いた時に一発で変換されないんですよね。ユーザー辞書に登録しておこうかな。

はい、すみません。個人的には一四〇八号室でキングの最骨頂を見せられて、いよいよ何だと思ったら、かなりやんわりと着地した印象でした。展開に一瞬ついて行けなくなりましたが、それもまたキングらしいと言えばキングらしいのでしょう。短いながらとても余韻の残る作品になりました。
うーん、自粛期間後久々に会う友人だから緊張して来た。書くネタが思いつかない。

ここからはキング全体について語っていこうと思います。彼の小説は読めば分かりますが、とても具体的な比喩が多いんです。こちらが知らないようなことをぽんぽん入れるのですが、それを知らない人でも分かるところが彼の気の配りかたでしょう。ただ、何回か言いましたが、彼の作品は人を選びます。特に残酷描写はとことんリアルに描いてるので、小説は夢の世界だと思ってる人は絶対読まない方がいいでしょう。それでも挑戦して見たい、と思った方には彼の小説はいい免疫になるかもしれません。僕も「It」を読んで耐性を獲得しました。

そして、ここからは権兵衛的なことですが、彼はやっぱりキングのような小説を書きたいと思ってるそうです。もちろん丸々キングのパクリではなく、彼のようにのびのびとした文章を書きたいんだそうです。もうおわかりの方もいるかと思いますが、どうやら僕らにハイファンタジーはまだ早かったそうです。

詳細は後日書こうと思っています(彼の許可が下りれば)。つい先ほど「1+1=3」の最終話が届いたので、検閲してから日毎に更新しようと思います。
もし、楽しみにしてる人がいたら、まあ楽しみにしてください。

それじゃ!

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