今朝、起きたら左手の人差し指の先と中指の付け根に虫刺されができていました。おそらく蚊ではない他の虫だと思うのですが、何せみるみる膨れ上がってしまって、人差し指はほとんど使い物にならず、中指も若干の違和感があるという、キーボードで仕事をする人間にはかなり深刻な傷を負わされました。だから僕って虫が嫌いなんですよ。あんな小さな体してるのに、意思があるように動き回るから。ちなみに嫌いな虫はベタですがゴキブリです。
さて、今日は昨日告知した通り上の作品です。このタイトルを見てすぐに気づいた方もいるでしょう。もし、気づいていない方がいらしたら格桁の数字を足し合わせてみてください。
さあ、今日も張り切っていきましょう!
あらすじ:作家のマイク・エンズリンは怖いもの知らずのホラー作家。これまで数々の曰く付きの場所に泊まってきた。そんな彼が挑むのはニューヨークにあるホテルドルフィン。ここの「一四〇八号室」では様々な怪事件が勃発しており、ホテル側も人を泊めようとはしていない。マイクをどうにかして行かせまいと、支配人のオリンは酒を飲ませたりせがむようにしてマイクを説得する。しかし、怖いもの知らずのマイクは彼の言葉には一切耳を貸さずに部屋に入ってしまう。どうせ何も起きやしないだろう。そう思っていた彼だが、そこからわずか74分後に彼は全身に火傷を負って部屋から出てくる。彼の身に一体なにが、、、
あらすじ:上の中(キングの真骨頂)
やっぱりスティーヴン・キングはホラー小説家なんだな、と心底を思い知らされた物語でした。不気味な部屋の描写はもちろんのこと、物語の展開の仕方から語り口調まで、細部にまで拘った物語を彼の生き生きとした筆致で味わうことができました。
かつてキングの小説で「It」を読んだときもこれくらいの筆の勢いでした。加えて「It」は分厚い単行本4冊分の長さがありましたので、疲れたのなんの。もし現代ホラーの金字塔と言われる「It」を読もうかなと考えている人がいたらぜひ、その練習としてこの物語を読んでみてください。「It」は映画でいいじゃないと思う人もいるかもしれませんが、映画も素晴らしいですけど、本の方も素晴らしいです。
一体あの部屋でなにが起きたのか、そしてそれを起こしている原因はなんなのか? ぜひあなたの目で確かめてください。「上」の部類に入るものはあまりネタバレをしないように心がけています。
さて、半沢直樹も始まったことですし、そろそろ書くネタも思い当たらなくなってきましたのでここで終わろうと思います。
初手からセントラルと中央銀行がバチバチしていて面白いです。
それじゃ、また。