梅雨とは思えない風雨が過ぎ去って、いよいよ本格的に暑くなってきました。みなさんいかがお過ごしですか? 名無之です。
夏といえば夏休み。学生は一ヶ月ないし二ヶ月羽を伸ばすという建前のぐうたら生活に入ります。僕は進学の準備があるので、そういうわけにも行きませんが、権兵衛の方は昼夜逆転生活を決め込むそうです。すでに夜更かしするための作品群を揃え始めています。
そんな夏休みに名無之権兵衛初の自主企画を開催したいと思います。詳細は8月に入ったら発表しようと思うので、気ままに待っててください。そしてできれば参加してください。
さてさて、今日も見ていきましょう。キング週間第三回は「道路ウイルスは北にむかう」です。
あらすじ:作家のキンネルはある日ガレージセールで「道路ウイルスは北にむかう」と言う絵を見つける。その絵に一目惚れしたキンネルはすぐに絵を買い取り、叔母に自慢しに行く。しかし、叔母の反応はいまいち。自分の感性がズレているのだろうと最初は思ったのだが、キンネル自身も次第にその絵が不気味に見えてくる。何度も捨てようとするのだが、なぜか必ず手元に戻ってくる始末。キンネルはゾッとするものの、本当の恐怖はここからだった。
おすすめ度:中の中(キングならまだいけるはず)
もちろん、構成・文章力は他と比べて匹敵するものがありました。もし、僕が読み終わった直後にこれを書いていたら中の上に入っていたかもしれません。しかし、その後に読んだホラーが上に入る逸品だったため、印象が霞んでしまいました。残念ながらあまり記憶に残っていません。
それと、これは完全に自分の責任でもあるのですが、僕は絵など具体的なものを想像するのがすごく苦手なんです。黄色のパーカーとジーパンを履いた少女、程度の説明なら分かるんですけど、ダリの「記憶の固執」のように想像しがたいものを言葉にしても、何を言ってるのかこんがらがってしまうのです。こればっかりは修行ですね。
ちなみに、印象が薄かったのは権兵衛もそうなのだそうですが、彼の場合は絵の話うんぬんというよりは、今連載してる作品の今後をどうしようか考えていたら読み終わってたんだそうです。全く何をやってるんですかね、彼は。
さて、書くネタがなくなったので、ふとこの作品を軽く読み返してみたんですけど、かなり序盤の方から終盤に向けての伏線が散りばめられていますね。やはり、ここら辺はキングの腕なのでしょう。
あ、また書くネタがなくなってしまった。しょうがない、ここら辺で筆を置きましょう。
最後に、「1+1=3の世界に転生したら〜ある数学者の回顧録〜」を今日更新しました。いよいよ物語も終盤に近づいてきてるので、楽しんで読み進めてください。
あと、このあと短編を一個公開するかもしれません。権兵衛が何やら送ってきたので、気分が乗れば添削して公開したいと思います。
あと何か言うことなかったっけ? うん、大丈夫。
それじゃ、また!