みなさんは紫式部日記ってご存じでしょうか？
その名のとおり、源氏物語を書いた紫式部本人が書いた日記です。
当時の宮仕えがどういったものだったのかを現代に伝える貴重な資料でもあります。
でも、この紫式部日記がメッチャ面白い！
仕事してる式部さんが、他の女房のファッションチェックしたり、嫉妬まるだしな清少納言の悪口を書いていたり、ヒヤッとする道長と奥さんのエピソードがそれとなく書かれていたり。
ええ、紫式部ってこんなユーモアあって、親しめる性格の人だったんだぁ！って読んだときに思いました。
自分が読んだのはソフィア文庫から出てるものなのですが、現代語訳もついているので読みやすいです。
しかも巻末に紫式部日記に出てくる登場人物たちの一覧があったり、解説がついてたりして資料としても一級品。
今年の大河の予習をするためにも、ご興味のある方は是非とも呼んでいただきたい古典のひとつです。
源氏物語みたいに長くないし、日記形式だから気軽にサクッと読めるところもおすすめポイントですね。
そんな紫式部日記を読んで、不定期に書き続けていた短編をこの度掲載させていただきました。興味のある方は読んでみてください。
平安幻想譚～紫式部短編集 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330669396236953