去年、星球大賞に応募するため書いた長編小説『花吐き少年と、虚ろ竜』を冊子にしました。星球大賞ではなぜか一次で落とされてしまった作品ですが、どうしても納得がいかず自分で書籍化した次第です。世界観と言い文章と言い、話の内容といいどう考えても一次落ちは納得できない出来なので。
お話の内容は常闇に閉ざされた世界『水底』に生きる花を吐く少年ヴィーヴォが、虚ろ竜の娘ヴェーロと恋に落ちるというもの。ユングの元型論を元とした世界観で綴られる花を吐く少年と、竜の少女の異類婚姻譚です。ご興味のある方は是非ともお手に取ってみてください。
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