二月最終日となる今日、短編二作を公開させていただきました。どちらも前作「二月十四日の秘薬」の反動から書きたくなったものです。
まずはタイトルの「雨の中の一秒」ですが、すでにご覧下さった方の中には、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんね。実はこれ、シチュエーション縛りの自主企画を見て思い付いたお話なんです。
雨、バス停、二人きり、なんて素敵なシチュエーション! って思った次の瞬間、すぐ浮かびました。……というのは大袈裟ですが、割とすぐに浮かんだのは本当です。
ですが、書き進めていく内に、あれ、一人バス乗っちゃったなーっとなり、台詞は無いけど登場人物二人きりじゃないし……というわけで、小心者の私は自主企画には参加していません(汗)
でも、シチュエーションだけ黙って借りてしまった形になってしまってます。主催者様、ごめんなさい! ここに書いても伝わらないかもしれませんが、悪意はありません。素晴らしい企画だと思っています。
本当にすみません!!
こちらは切ないお話を目指して書いたものです。切ないお話がお好きな方に、少しでも伝わるものがありますように。
よろしければお付き合い下さると幸いです。