日常の謎。
難しいですよね。
でも、好きなんです。
普通に生きていれば、そうそう事件になんて出会しません。でも日常の謎はそこら中に転がっています。それを謎と思わないだけで、実は謎だらけなのかもしれない。
そこに焦点をあてる物語を書きたかった。
1話目。
「幼なじみとクリスマス」
この回だけはもう何年も前に書き終えていました。これだけが書けてました。
ただそこから物語を広げることができず、書いては消して書いては消してを繰り返して数年。
今になってようやく、脳内の水都恋が動き出してくれた感じです。
舞台を学校に絞ったこと。七瀬と恋の関係性が自分の中で固まったことが大きかった。
今回の学園ミステリ大賞は完結させることが応募要項に書かれています。なので、この作品は完結です。やりたいことを全部詰め込んで、自分的にはかなり理想的な日常の謎になりました。
どこの誰が教師の遅刻で謎解きしますか……書いていて自分でも首を傾げるくらいで。
でも、それが本当に楽しかった。ずーーーーっと悩み続けていましたけど、でも本当に楽しかった。
次に書く作品もまたミステリー作品にしようかなと思っています。
日常系ではないとは思いますが、現状何も決まっていないので、これからゆっくり考えます。
読んでくださった皆様に感謝を。
そして素敵な感想、レビューをくださった方々に心からお礼申し上げます。
どれだけ励みになったことでしょう。
心が折れそうなときはいつもコメントやレビューを読んで勇気をもらっています。
全て宝物です。
本当にありがとうございました。
本当に本当に、ありがとうございました!!