KAC2023、今のところ全お題に挑戦できています。
筋肉に苦戦中です。
何も思いつきません。
なので、ちょっと息抜きに色々考えていたことを書いてみようと思います。
「魔化禰~MAKANE~」
新作です。
数年前から考えていた作品です。考えすぎて内容も設定も当初からかなり変わって、結局どれを採用して今書いているのか分からなくなっています。
魔化禰のこの『魔』と言う字は、この作品の主人公たちが初期案では魔物と戦う魔法使いだったことから、その名残として採用しました。
書店でぱらっと立ち読みした本で、「魔」の一字は「おに」と読むこともある、と書いてあったので、確かに得体の知れない禍々しいものにその字をあてるのは何らおかしなことではないな、と思い、古来から戦う「人を超越した存在」にこの字を使っても良いんじゃないかなと思った次第です。
「禰」の一字は、あと数話先でその意味を書こうと思います。
この作品のルーツ。勘の鋭い方は分かるかも知れませんが、思いっきり影響を受けているのは、「牙狼」です。
夜に現れる異形の存在を、剣(刀)を使って切り払う。全シリーズ見ているわけではないので牙狼についてそれほど詳しくはないのですが、冴島鋼牙の牙狼がかっこよすぎてかなり影響を受けました。
個人的に、これは牙狼に限った話ではないのですが「受け継ぐ」「継承」、これが大好きなのです。
特撮で言えば、ギンガマン、リュウソウジャー。ニンニンジャー、響鬼。武器を受け継ぐことで戦士としての名も継ぐ。大好きな要素です。
あと大きかったのは、漫画NARUTO!
私が人生で初めて買ったジャンプ漫画はナルトでした。
初代が里を作り、二代目が継いで、その弟子が三代目。四代目は九尾の狐を封印するため命を落とし、前任者の三代目が復職、そして色々あって五代目に――。
主人公が憧れる「火影」の名。
名や武器を受け継ぐと言うのが大好きになったきっかけはここにあったのかもしれません。
何か別作品を書くとしても、この要素はきっとどこかにねじ込むと思いますw
小説を書くようになって感じたことは、気付いていないだけできっと自分は数多くの作品に影響を受けているのだろうなということ。
主人公の神明咲夜が短刀使いなのは、短い得物でスタイリッシュに戦うヒーロー、ゴーバスターズのレッドバスターから影響を受けているとつい先日気付きました。
逆手と順手をその都度入れ替えるのは、どなたかは失念しましたが、スーツアクターの方が雑誌のインタビューで「逆手は相手の攻撃を受けるときの手だから」と仰っていたのを見て、武術やアクションの知識に乏しい私は「なるほどこれは勉強になった!」と、作品に活かすことになったのははっきり覚えています。
基本的に、防御は逆手、攻撃は順手で行う、というのを主人公の戦闘スタイルにすることにしました。
様々なところに発想のヒントがありますね。
人生経験や知識の少なさを、小さな気付きで補っています。
これからも多くのヒントを感性で縫い合わせながら、もっともっと楽しい作品を書けるように精進していきたいと思います。
まずは……お題。筋肉。
まだ、悩んでいます。