突貫工事のような小説です。
カクヨム公式のイベント? があると知ったその日に「書こう」と決めて、題材はすぐに決まったものの詳細を詰める術を持たず、なかなか書き進められなかったものを締め切り当日の終了間際(十五分前くらい)に急ピッチで書き上げたたものが、今回投稿した短編、『空を紡ぐ』になります。
実はタイトルも全然決めておらず、イベント終了間際に慌てて考えたタイトルなので、もっと良いのあったんじゃないかな、と今でも思っています(笑)
岐阜県揖斐川町春日の太鼓祭りに関してもっと詳しく、出来れば祭りに関わる人のことをもっと細かく書こうと思っていたのですが、お盆の頃です、岐阜県が大雨に見舞われまして、揖斐川町に足を運ぶことが叶わず、コロナ禍ということもありましたし、直接話しを聞くことや、資料諸々を手に入れることが叶わなかったことが悔やまれます。
その分、方言は分かりやすくしつつも出来るだけ忠実にということには気を付けましたが、どうでしょうか。私は揖斐川町の人間ではないので確信は持てませんが、揖斐川町出身の家族の話し方は再現できたかなと思っております。
もう十数年、太鼓祭りを見に行けてません。子供の頃は必ず毎年行っていたんですけどね。大人になるにつれてお祭りに行きたいという気持ちが薄れていって、大人になると、その伝統文化に興味を持ってむしろ行きたくなってくるという不思議。
またいつか、村の古老達がおつまみとミカンを皆に振る舞うあのお祭りを体感したいものです。
ちなみに私はお祭りのこと、「どんでんしゃか」と呼んでいました。
太鼓の「どん」という音、「でん」は何だろう? 「しゃか」は紙の音ですかね?
なぜそう言うようになったかは分かりません。村の人がそう言っていたのかな。
懐かしの「どんでんしゃか」。小説のタイトル、それでも良かったかもですね。
他の作品も合わせて、是非ご一読ください。