私は医師で、国政を目ざして居りますが、なかなか道は開けません。
この酷暑、心配が高じて今朝(7月18日)、岸田首相と茂木幹事長に以下の様なメールをお送りさせていただきました。
抜粋をコピーさせていただきます。
「国内は連日危険な暑さを記録し、熱中症による救急搬送症例が続出。
そこで、緊急のお願いでございます。
物価高騰、電気料金の値上げ・・・生活が厳しく、エアコンをかけない、或いはかけられない、或いはエアコンの無い御家庭も少なくございません。
国策として「クーリング・シェルター」を今すぐ御推進下さいませ。
エアコンがかかっている公共施設(或いは、準公共の場)、図書館、公民館、市役所、スーパー、病院etc.に“避難”することを御推奨下さいませ。
既に熊谷市はじめ幾つかの自治体では「クーリング・シェルター」を実施して居られますが、私の目ざす「クーリング・シエルター」との決定的違いは、
① 熱中症特別警戒アラート発令時のみ実施する。
② 外出中の人の利用のみを認め、家庭で
「お金が無くてエアコンをかけられないが、もう限界だ。
気分が悪くなった。熱中症になりそうだ。」
という方の利用は認めない。あくまで外出中の利用のみ認める。
特に②は憂慮すべきで、熱中症が最も発症し易いのは自宅です。
熱中症による死亡例の9割は自宅で発症したというデータもございます。
だから、自宅からの“避難”を、国を挙げて推奨していただきとうございます。
その時、
「クーリング・シェルターを利用したいけど、貧乏だと思われるでのでは?」
「自分の電気代を使わずにずるい、と思われるのでは?」
と懸念される方もいらっしゃるでしょう。
国民への啓発が急務でございます。
毎年、真夏には電気使用量が急増し、電気が逼迫してピンチに陥ります。
各家庭がエアコンを使わずに、一カ所で皆が集まってエアコンにかかれば、社会の電気使用量は抑えられます。
エネルギー問題の視点からも、また、カーボンニュートラルといった環境問題の視点からも・・・各家庭でエアコンを使用する状況を極力減らし、可能な限り公共の場のエアコンで涼む・・・これは、ケチでもない、貧乏くさくもない、ずるくもない、立派な良識ある行動なんだと、国民に啓発し、国を挙げてクーリング・シェルターを国策として今すぐ推進していただきとうございます。
自家用車を使わず公共の乗り物を利用するのと同じ発想でございます。
場合によっては、夏休みの学校や体育館等も御活用下さいませ。
「元々エアコンを使っている図書館や公民館とは違って、夏休み中の学校や体育館を利用したら、電気料金が余分にかかる」
などとおっしゃらないで下さいませ。
熱中症にならないことが、一番の節約でございます。御本人にとっても、社会にとっても。
熱中症にかかる医療費。
救急車フル活動にかかるコスト。
それだけではございません。
高齢者は、熱中症が引き金で脳梗塞や心筋梗塞を惹き起こしたり、寝たきりになったり・・・とにかく熱中症を起こさないことが、最大の節約なのでございます。
御本人にとっても、社会にとっても、国にとっても。
危険な暑さはまだまだ続きます。
今あるものを利用して今すぐ始められる・・・発信だけでいいのでございます・・・クーリング・シェルターを何卒今すぐ御推進下さいませ。」
何処まで届くかは分かりません。
でも、なかなか国政への道は開けません。
皆様もくれぐれも御身御大切になさって下さいませ。