私の近況ノート「人間は、如何なる逆境にあっても、自分が自分を見放さない限り、絶対に終わらない。」に、或る読者様がメールを下さいました。
德川家康の言葉よりも私の母の言葉の方が響いた、と。
私の返信を以下にコピーさせていただきます(これが少しでも皆様のお役に立つことがございましたら、これ以上の喜びはございません)。
・・・・・私の返信のコピー・・・・・
拝読しながら、涙が止まりませんでした。
天国の母が知ったら、どんなに感激することでございましょう。
昭和9年生まれの母は、私を育てることに専念し家庭婦人として生涯を終えましたが、私より遥かに才能に溢れていた母にはもっと社会に出て活躍してほしかった、と私はいつも思って居りました。
そんな母は、私が物心ついた時から
「女も手に職を持つ様に。」
「独立自尊の女性になれ。」
といつも言ってくれました。
社会に出ることなく家庭婦人として生涯を終えた母の言葉が、少しでも、一人でも多くの方のお役に立つならば、母にとっても私にとってもこれ以上の喜びはございません。
母はこんなことも言ってくれました。
「死にたくなったら、一日だけ伸ばしなさい。
翌日になったら、もう一日だけ伸ばしなさい。
一日、また一日、死ぬのを一日ずつ延期し続けたら、いつか必ず、
『ああ、あんなこともあったね』
と笑顔で振り返れる日が来ますよ」と。