皆様、お疲れ様です。ながやんこと長物守です。
いつも拙作をご高覧いただき、本当にありがとうございます。
応援本当に感謝です。
上手く期待に応えられずごめんなさい。
長らく連載を続けてきたスーパー◇ボット大戦「」ですが、これ以上の執筆が困難なため、残念ではありますが更新を終了させて頂きたいと思います。
作品を提供して下さってる作者様には、何の相談もなく誠に申し訳なく思います。
現状、自分のメンタリティでは継続が不可能と判断いたしました。
このような形で長年の連載が途絶え、未完で終わることは非常に残念です。
これもひとえに自分の実力不足、全ての責任は自分にあります。
大変申し訳ありませんでした。
もうずっと、書くのがキツかったです。いつも土曜日が辛くて、大変でした。とても苦しくて、酒で気を紛らわしながら書いてました。
かつては「カクヨムロボ勢」などと呼ばれて、仲間内でも非常に盛り上がっていました。カクヨムロボ勢を自分たちから名乗ったことはないのですが、妙なくくりで認知されることもちょっぴり嬉しかったですね。
ただ、月日が経って僕の仲間たちは、新しい試みや次のチャレンジへと進んで行きました。僕は作品を読んで読んでって言うのは死ぬほど嫌な質なので、スパ◇ボ「」はコンテンツとしての役割を終えつつあるのかな、と。最終話までプロットはできてて、現在ストーリーの3分の2ほどを消化して後半戦なんですけどね。
残念ながら、もう書き続ける気力が出てこないんです。
あとは、単純に自分の力不足、根性が足りないのもあるでしょう。
なんだかこう、書いててどうしてこんなに辛いのか自分でも不思議に思うこともありました。情けない話ですが、シェアワールド的なクロスオーバー作品を完結させるだけの力がなかった、ようするにその程度の小説家だったというのが現実かと思います。
でも、やっぱりSNSでの振る舞いからくる「身から出た錆」もあるでしょう。
自分は長らく精神疾患に苦しめられてて、その鬱憤が時々爆発してしまうことが多々ありました。身近な人間にはそういう行いを戒め、色々と訳知り顔でアドバイスしておきながら、自分のこととなるとまるで上手くいかない、そういう無様な有様だったのです。
結果、ことここに至っては、他の作品の執筆もできなくなってしまいました。
正直に言えば、作品を提供して下さっていた方々の何人かがいなくなって、原作の資料集めにも苦労するようになったのがきっかけです。ネットの界隈は一期一会、名も顔も知らぬ人同士の交流が恒です。だから、突然誰かがいなくなるのも(とても寂しいですが)しょうがないなと思えます。
また、Twitter等での自分のネガティブな言動があって、作品を提供してくださってた一部の方々の不興を買ってしまったのも事実です。事実上絶交されたようなもので、それもしかたないと思っていました。でも、スパ◇ボ「」を続けてる限り、自分は「自分を嫌っている人のロボを書き続ける」という、とてもしんどい状態でした。また、作品を提供してくださる方同士でも人間関係の不和がたまにあったりして、作中でキャラ同士は仲がいいのに、その作者同士はSNSで罵り合ってるというのも大変に苦しかったです。
思えば初期から、僕という人格と性格がもたらすトラブルは絶えずあって、自分で壊してしまったようなものです。このことは本当に、お詫びのしようもありません。
また、多種多様なファンアートを頂いたのですが、その管理や活用がずさんだったのも恥ずかしい限りです。執筆用のPCは結構なポンコツで、3D関係が絶望的に弱いんですよね。また、一切合切絵を描かない人間なので、どうしても無神経で無頓着なことが多々あったかと思います。今思えば、そうした失礼や非礼を申し訳なく思っています。
長らく応援してくださってた読者の皆様、最後まで支えて下さった作品提供者の作者様、本当にごめんなさい。もう書けません。そのことでどうか「自分こそごめんなさい」とか「ながやんに迷惑をかけてしまった」などとは思わないでください。そういうリプやメールも、できれば控えてもらえると心が楽になります。
希望の船出、とても充実した日々に彩られてきました。
コミュ障で対人関係が苦手な自分に、創作仲間の存在はどれほどありがたかったか。でも、うつろう季節の中でスパ◇ボ「」は役目を終え、そこに集っていた方々も新しい道へと踏み出しているのだと思います。僕だけが墓守のような気持ちで、自分で立てた旗から一歩も動けないのは心苦しいし、それを他者のせいと思うことはもっと辛いです。
楽しい時間だったけど、パーティは終わった、それくらいで思って貰えればと。
単純に、ざっくり雑に「実力不足でエタった、僕も新しいことを始めたい」という気持ちもあるのですが、正直今は小説を書く力が出てきません。商業創作の世界、プロの作家に復帰するのが僕の目標でしたが、どうやら無理かなと最近は思うようになりました。
人生も折り返しを過ぎたアラフィフとしてはですね、伸びしろの塊の息子や娘みたいな歳の若者と勝負するのは、これは苦しいことです。ガッツとファイトがあればガンガン書けるんでしょうが、今になって自分が「売れないと評価の終わった人間」であることを強く自覚させられます。
精神疾患の病状も年々酷くなり、老いた母の世話もあって非常に毎日が辛いのです。その辛さを大好きな小説のせいにしたくもないし、ここいらが潮時と判断しました。
最後に、今まで読んでくださって本当にありがとうございました。
本当はプロだった人間の意地と誇りにかけて、完結させる覚悟でした。去っていった人や離れていった人が、遠い未来に読み返して懐かしさを感じるような、そういう遺産を残せればと思っていたんですが、無理でしたね。本当に弱っちくてごめんなさい。