皆様、こんにちは。いつも拙作を御高覧いただき、まことにありがとうございます。小説家ってのは応援が力、読者の皆様がいてこその作家人生でございます。
日々、感謝にたえません。
ですが、今日は一つ残念なお知らせです。
戦うイケメン中編コンテストにエントリー中の「女勇者は王子様!?」ですが、期間内での完結が物理的に不可能になりました。続きを書きたいのですが、明日の締め切りには間に合わないと判断し、未完での更新終了、まあようするにエタってしまいました。
まず、僕自身の体力が確定申告と家のことで日々ずっと瀕死状態なんですね。毎日朝から超必殺技使える状態でして、だらしのないことです。確定申告は、自分の分は簡単なんですけどね…収入がほぼない状態なので。両親の治療院の確定申告も、難しい科目はないんですが、ちょっと今年は手こずりました。無事e-Taxで申告が完了しましたが、もうへとへとです。
あとはやっぱり、父のがん治療に付き添うことが多く、病院への行き来が増えたこともあります。残念な話ですが、抗がん剤治療を数年やってきてわかったのは「父のがんに効く抗がん剤は一種類しかない」ということでした。ノーベル賞で有名なオプジーボとかも試したんですが、結果は芳しくなかったですね。
でも、日本の保険制度には凄く、凄く凄く感謝してます。
明日も病院に行くため、残念ながら執筆の時間がとれそうもありません。
そんな訳で、完結を断念せざるをえなくなりました。
ま、コンテストと別に気が向いたら続きを書けばいいんですけどね。
とりま、本来書くべきだった構想やアイディア、プロット等を少し公開しときます。
・リーチェの秘密
金にがめついド根性シスター、リーチェ。彼女がやたらとお金にうるさいのは、生まれ育った孤児院が存続の危機を迎えているからです。多くの孤児たちのために、冒険者としてお金を稼ぐことを選んだんですね。
そんな彼女の秘密…実は回復魔法は人並みですが、純粋に格闘が強いです。
武術の経験はありませんが、グーで殴ると相手は死ぬ！ みたいな雑な強さを持ってます。生まれながらの怪力で、育ててくれた神父さんには絶対使っちゃ駄目だと言われてたんですけどね。
・男と女、二人の勇者
大賢者が予言した二人の勇者、それは本来は「アッシュ（偽の女装ラスティ）とラスティ、二人の兄妹」でした。しかし、不治の病に侵されたアッシュは身体が弱く、旅立つことはありませんでした。……妹のラスティが殺されてしまうまでは。
異世界（僕たちの現実世界）から現れたもう一人の勇者によって、アッシュの妹は殺されてしまうんですね。理由は「主人公の俺を好きにならなかったから」という、とても身勝手なものです。
この、三人目のイレギュラーな勇者を倒すべく、妹の名を偽ってアッシュは旅をしているんですね。魔王を目指せば、いつか必ず妹の仇に出会えると信じての旅です。
・キヨノブとアゼル
キヨノブはアッシュをアニウエと呼んでますが、兜を脱ぐとちゃんと肉声で話せます、これは「義兄上」で、実はキヨノブはアッシュの妹ラスティの婚約者でした。鎧を脱ぐと細マッチョの長身な、やや童顔の美少年です。彼もまた、恋人を殺した異世界からの勇者を追ってるんですね。東の和国、要するに日本から来た若様です。
アゼルは……モロバレなんですが、この人が大賢者です。髭を剃ると大変な美青年に早変わりです。彼は長らく世界を見守ってきましたが、予言の兄妹に起こった悲劇に胸を痛めています。それでも、ずっと貫き通してきた「いかなる現実も飲みこみ、全てをただしっかりと見守る」というスタンスを崩しません。彼が戦うと数行で物語が終わっちゃうので。それくらい強いからこそ、魔王にも異世界勇者にも決して手は下さない……ただ黙って見守るしかないというのは、結構しんどいことかもですね。
そんな感じなんですが、更新できず非常に残念です。中編で六万字以内なので、無理すれば徹夜でなんとか仕上げることもできるでしょう。その場合、クオリティが下がってしまうし、家族のための仕事がなにもできなくなってしまうかもしれません。
最近は自分のサイトやスパ◇ボ「」も更新できてなくて、面目ないです。
どうしても、体調がガタガタになってしまって……ちょっち駄目ですね。もっと頑張らないと。ま、心身を休めつつまた書いていこうと思います。良ければ是非、今後も応援していただければ嬉しいでっす。
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