おはようございます、ながやんです。
先月は、拙作「転生無用!バスターエルフ~最強賢者は無能力になっても諦めない!?~」を応援していただき、本当にありがとうございました。力及ばず、読者選考を通過できないことになってしまい、大変申し訳なく思っています。
☆を29個頂戴しましたが、最低でも50は必要だと思います。
できれば、☆100くらいだと安心できるかなと。
でも、無理でした。
自分なりに今回は、特に宣伝に力を入れてみたつもりなんですが、思った以上にできてない、できない、上手くやれない自分がいて、とても落ち込んでいます。常日頃から「いい作品を書けばOK、はもう通用しない時代!宣伝とかもやらないとPVも☆も稼げない!」って思ってて、公言してきたんですけどね。いざ本格的にやろうとしてみると、かなりキツいんだなってことはわかりました。
今回は、いわゆるTwitterの「#RTした人の小説を読みに行く」ってタグも活用してみました。今までずっと、このタグに関わることは避けてきたんですけどね。嫌悪感があるとかじゃなく、多用してる方への忌避の感情もないんです。ただ、グレーゾーンだとずっと思ってて…ようするに、ある日突然カクヨム運営サイドが「例のタグでゲットした☆を全部帳消しにしまーす!」って言ってくるような気がして。
ハイ、ながやんは常に最悪の事態を想定してネガティブに生きてます。
石橋を叩いて叩いて壊して初めて「渡らなくてよかった」と安心するタイプです。
基本的に生き苦しい毎日ですね(笑)
このタグ、SNS特有のグレーゾーンだなと思ってました。ようするに「あの公衆便所に合言葉を書けば☆がもらえる」みたいなのだとずっと思ってたんですよね。もっと露骨なのはカクヨムの自主企画で、あれには手を出してないです。
ただ、例のタグは熱心に使ってみたんですが、全く効果というか実感が得られませんでした。実際、得られた☆も少なかったように思います。普段は☆やPVなんてどうでもいいんですが、読者選考にはどうしても必要なので、最低限の数がほしいんですよね。でも、無理でした。
十分な宣伝ができたようには思えませんし、作品のクオリティにも言及しなければいけないように思います。勿論、世紀の傑作でけた!みたいな感じでもなく、振り返れば流行りやトレンドといったものへの迎合感が強かったように思います。こんなことを言うと、読んでくださった方やイラストを寄せてくださった友人に失礼ですね。でも、今回の試みはやってみてよかったと思ってます。
これで踏ん切りがついた、諦めがつきました。
読者選考があるカクヨムでは、商業作家としての再デビューを目指した活動は意味がない。意義を見出だせないと感じました。仕事としてプロの編集者さん、金をもらって仕事として読んでくれる下読みさんは信じられます。でも、不透明なシステムの中でふるいにかけられるのは、もうゴメンです。
今後は、読者選考のないコンテストに出すにとどめて、カクヨムでは趣味の小説を展開していきたいと思います。はっきり言って、頑張る価値が見出だせない環境なんです、読者選考って。今の時代はでも、プロの編集者でも「うちで出版したけりゃ、SNSのフォロワーを1,500は増やしてこい」とか言うらしいですしね。自分も「炎上したらしたでラッキーなんで」なんて言われたことがあります。なんていうか、長引く経済の低迷の中、ITで刷新された世界に出版業界は上手く追いつけていない印象があります。でも、不景気だから冒険はしたくない、安くデビューさせて当たったらボロ儲け、ダメならマッハで打ち切りにして作家を使い捨てる。
嫌な時代だなと思いました。
昔は、作家は育てるものだったんですけどね。
ま、これは敗者の戯言です。
カクヨムにはまだ、完結させてない作品を沢山残してます。また、稀に読者選考のないコンテストも存在するみたいです。今後は、そうしたものに向き合って、もっともっと創作の時間を濃密に過ごしていきたいと思います。
本当に今まで、ありがとうございます。
いつか、ありがとうございましたと言えるよう、今後も精進して参ります。
俺たちの戦いはこれからだ!