こんにちは、お疲れ様です。今日は拙作『朱き空の戦後闘争』、通称朱空が完結いたしました。恩讐を超えて新たな空へ向かい、戦いの日々は続いています。ですが、とりあえず一区切りとして今回はここまで、と。自分の中でもずっと気になってた作品で、今回ノベルゼロのコンテストという目標を得た時、この作品を形にすることができてよかったです。応援してくださった皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
ずっと仕事でボツになったプロットの数々が、今も自分の中で息衝いています。どのプロットも自分がいいと思って提出したもので、商品的な魅力に欠ける故にボツとなったものです。そうしたものを未練がましく抱えてしまうのは、やはり自分の未熟さもあるかもしれません。プロならばやはり、商品力のある物語を書くことをこそ重要視せねばならず、その中で書きたいことを表現してゆくべきでしょう。
ただ、求められるものが自分の作風と大きく違う時、とても悩みます。時として「本当に言う通りに書いたり直したりすれば、売れるものになるんだろうか?」と思ってしまいます。そういう経験がある中で、今は一人で全部決めて書いてます。ヒロインの裸が出るシーンを要求されることもなく、◯◯っぽくしてねと言われることもなく、金になることもなく。まだ書いてます。これからのことはわかりませんが、以前よりずっと書けるようになった気はしています。
最後になりますが、続きも書きたいなと思ってます。秘密結社フェンリルとの戦いは始まったばかりですし、あれで本当にエルベリーデさんは終わりなのかな、なんて。特務艦ヴァルハラが持つ秘密もまだ明かしてませんし、まだまだ書き足りないなと思うところもあります。今は多くの連載作品を抱えてるので、それぞれをこなしつつ構想を練り上げていきたいです。今回、創作仲間の皆様には沢山の勇気をもらいましたし、読者の皆様に励まされました。WEB小説ではまだまだ一年生、この業界での書き方は稚拙な部分もある自分です。でもま、今後も楽しんで頑張りたいと思いまっす!最後に、本作の大元となった一番最初のプロットを公開しておきますね。ちょっとこういうの、恥ずかしいですね(笑)
・朱き空の戦後闘争《Ordinary War》 初期プロット
http://privatter.net/p/2553591