こんにちは、一週間お疲れ様でした!今日は日曜日、皆様も休めてますか?仕事の方もこれからガンバです、拙作が息抜きにでもなれば、これにまさる栄誉はありません。是非楽しんでくださいね♪
あ、さて…今回はじゃあ、89式【幻雷】改型四号機、通称「アルレイン」について。真っ赤なボディは超ネイキッド、徹底した軽量化が図られてます。高機動型にシェイプされており、通常の六割程度の装甲しかついてないんですね。かなり出力調整とかもピーキーな機体で、千雪の改型参号機と並んでゲテモノPMRの代名詞といいましょうか…とにかく脚を使って戦場を撹乱しつつ戦う、駆逐型の攻撃的な機体に仕上がっています。
主武装は両腰に装備した二振りのナイフ…これは単分子結晶でできてますが、通常の【幻雷】や皇国軍の94式【星炎】がシールドに装備するものより刃渡りが長く、ナタみたいに大きめな物ですね。恐らく現代(2097年)の科学力での単分子結晶としては、ほぼ最大サイズのものと言えるでしょう。他にはアーマーパニッシャーと呼ばれる苦無状のものを全身に装備しています。これは投擲したり敵の装甲の裂け目にねじ込んだりするもので、時限信管で爆発します。主に関節部を狙ったりするピンポイントな兵装で、扱いが難しいのですがラスカの能力でいかんなく大活躍してますね。
極限まで機動性と運動性を上げた反面、改型四号機ことアルレインは防御力は最低レベルです。恐らく、統矢が修理したボロボロの97式【氷蓮】よりさらに脆弱かもしれません。各所でフレームはむき出しになっており、人工筋肉として可動するラジカルシリンダーも丸見えです。一応要所要所には装甲が施してありますが、いわゆる「当たらなければどうということは」というやつですね。吶喊して中央突破を図る参号機に対して、遊撃手として広い戦域を駆けまわるのが四号機でしょうか。因みにアルレインという名の由来は…そのうち出てきます(笑)