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天は厄災の旋律五章終幕とちょっとしたお知らせとSS

家で自粛している皆様も、働きに出なければいけない皆様もお疲れ様です。早く日常が戻って欲しいですよね(ノω・、)

本日更新「99 罪を犯した者」で五章閉幕となります。ヴェルデビヒトがビヒトとなるお話は、実質、ここで終わりとなります。金曜更新からの第六章(最終章)は、その後のビヒトがどう生きることにしたのかをさらりと語っております。そう長くはありませんので、もう少々お付き合いください。

で。その第六章、9話しかないので普通に更新していっても3週間あれば終わるのですが、GW、自粛も続きそうなので、5月に入ってからは毎日更新にしようと思います。それでGW中に完結できる計算です。
ラストスパートですね。



以下は79話の時に近況ノートに載せたSSの続きというか後半戦になります。
家に帰ったヴィッツ(長兄)がヴァイスハイト(父)に詰め寄る、二人の会話です。
興味ない方はここでブラウザバックして下さいw


※79話の後書きのヴィッツ(長兄)とアウダクスの会話後、家に帰ってからのヴィッツとヴァイスハイト(父)の会話。
(前回同様蛇足なのでお好きな方だけどうぞ)



ヴィ「父上! ヴェルデビヒトにお会いになったのですか!」
父「何の話だ」
ヴィ「先日、急に護りの陣の綻びがって言いだしたじゃないですか! あの時ですよ!」
父「知らん。綻びは直した」
ヴィ「私が行けないのだから、数日待って下さいと言ったのにっ何故強行するのかと思ったら」
父「知らぬと言ってる。そんな名の者はいなかった」
ヴィ「丘の上まで入り込めたと聞きましたよ! あれを解けるようになってるなら、彼は独学でそれを身に着けてるんですよ? 父上はどうしてヴェルにそう厳しいのです! ガストルニスを焼いた陣、私も見たかった!」
父「それは私も見ておらん。何も消さなくても……」
ヴィ「…………」
父「…………」
ヴィ「父上……」
父「私はちゃんと名乗れと言った。ただいまと帰ってくればいいものを」
ヴィ「父上。ヴェルにはひとかけらも伝わってませんよ。断言できます」
父「知らぬ」
ヴィ「あーもう。元気だったんですね? どうせ父上と呼んでもらえなくて拗ねてるんでしょう。元はと言えばご自分が蒔いた種じゃないですか! 母上にも言ってませんね? 言ったらまた怒られますものね。面接の時、俺が気付いていれば……そういう小細工だけは上手いんですから!」
父「知らぬ。知らぬ!」


ヴィッツが一番父親の性格を把握してる。似たもの親子なのでw
家は順当に彼が継ぎます。

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