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「静寂の満月」「午前三時の白昼夢」のあとがき的なもの

お初にお目文字つかまつる方も、そうでない方も、どうも。芝迅です。シバハヤです。
初めての人は読めないかもしれないので、2回言って(書いて)みました。

こちらでは、先に上げた2作品「静寂の満月」と「午前三時の白昼夢」のあとがき的なものを綴っていこうと思います。

まずは「静寂の満月」。
こちらの初出は、学生時代に他大学との合同誌になります。
その時のあとがきにはこう書きました。

「半分以上自分で見た夢の話です。考えるより感じてください」

そう。この話はその当時実際に見た夢に脚色を加えた作品なのです。八割方そうです。唯一付け加えたのは、最後の月から花が咲く下りでしょうか。
なので、これといったヤマもなければオチもない作品となりました。とは言え、発行後の交流会では、他大学の方からもなかなか好評だったようで、安堵したのを覚えています。

また、こうして色んな方の目に止まることのできる形で、再び日の目を見ることが叶い、よかったと思っています。
読んでくださった方の中に、「好き」と思ってくださる人がいらっしゃれば幸いです。


続きましては「午前三時の白昼夢」です。
こちらも「静寂の満月」同様に合同誌に投稿させていただいた作品です。
この時はテーマとして「夢」の項目がありましたので、そちらで提出させていただきました。
この作品はタイトルから話を膨らませていきました。ずっと何かで使いたいと思っていたタイトルです。「午前三時の白昼夢」という、何か矛盾した感じがいいなぁ……と。
それとあわせて、前回の雰囲気を引き継ぎたいと思っていたので、またこれといってヤマもなければオチもない……よく言えば緩やかにふわふわと流れていくような作品になりました(笑)
ただ、この時は実際にそんな夢を見たわけでもないので、「わかる人にはわかる……かもしれない」というささやかなレベルで、民俗学などスピリチュアルなモチーフを各所に散りばめています。
また「洞窟の星空」の回では、蝶や植物には実際にモデルもあります。お時間がありましたら、そう言ったささやかな部分も気にかけていただきましたら幸いです。
もちろん、そういったもの抜きでこの作品もまた、「好き」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら幸いです。

こんな雰囲気の作品を、もうちょっと書けていけたらなと思います。

最後に、読んでくださった方、カクヨムやSNS経由で感想等をくださった方、沢山の方に感謝を申し上げます。

2017.09.20

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