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表参道或る日記と宣言

昨日は表参道に写真仲間と遊びに行ってきました。

①「グラッシェル」かわいいカフェ

オープンサンド タルティーヌとベルギービール。
ペタル・ド・ルージュとダコワーズという
カシス系のアイスケーキをたべて、ハッピー満喫。

一方その頃、スイーツ男子は
すぐ近くの「ブボバルセロナ」オープン初日のお店に
なんと3時間もチョコケーキのために並んでた。
散々僕らが楽しんで出てきたら、まだあと3番目。
その根性どっから来るんだ。新幹線で岡山まで行けるぞ。

②「蓬莱」ギャラリー近くのみんながおすすめの中華屋

出てくる料理、みんなうまかったー。
空心菜、カシューナッツとセロリとマッシュルームの炒め物
エビチリとマーボー豆腐、辛いけどうまっ。花山椒すき。
今まであまりすきじゃなかった紹興酒がだいすきになっちゃった。

写真の仲間たちとの話は、他愛ないことから
カメラのこと、撮影のこと、旅や恋愛、果ては音楽……と
多岐に渡ってて、毎回めちゃくちゃ楽しいんだ。

昨日印象に残って 思わず使いたくなったフレーズが
オーディオの話から マイ電柱まで立てたいと言った奴の
「平日は電気が汚れてるんだ」って呟いた一言。はぁ?

③二次会でテキトーに入った怪し気なバー

赤いライティング。妙だけどすごく気になる絵がいっぱい。
口髭があやしい店主が健康にいいよと出してくれた
高麗人参ドリンクがうまい。おかわりっ。
先生ったら意気投合して、いつかここで個展やる勢い。

はぁ、また終電ギリギリになっちゃった。



昨日の目的は、写真の師匠S先生のグループ写真展に行くこと。
もう写真学校には通ってないけど、私にとって唯一の師匠。
今回の先生の写真は、裸の女性に赤ワインが滴り落ちるという
すごい熱量の作品。このためにチリワイン10本消費したそうだ。
先生の作品には毎回驚かされるけど、いつまでも若いなぁ。
私にとってはスペインの巡礼の教会の静かな写真が忘れられない。

今日は久しぶりに逢えて、たくさん話ができた。

写真講座は初級、中級、ライティングのあと、続ける人は
一人の先生のゼミに入るんだけど、私は迷わずS先生を選んだ。
先生が撮る写真の色気と儚さ、美しさに惹かれたこと。
先生が撮ってくれた写真の自分がすきだったこと。

先生は的確なアドバイスをくれる。否定はしない。
東大出身で変態の先生の言葉は、何より刺激的で理知的で面白い。

写真の話をしているんだけど、それはどれも言葉の創作の方にも
響くことばかりで、いっぱい頷きたくなる。
最後に電車で二人だったので、今は実は小説の方で頑張ってますと
宣言しちゃった。にこにこ聞いてくれて、背中を押してもらった。

そして何より、先生は自分の作品をずっと作り続けている。
何か続けていくこと、自分を信じることの凄さを感じる。




「カエルもゴキゲン」にレビュ、ありがとうございます。

きゃー。あおいちゃん。
あのような ケロに、畏れ多いすてきなレビューぉをーーーっ。

昨晩、しんと寒い空気の中、帰り道に夜空を見上げました。
でもね、見える星の数が、めちゃくちゃ少なくて。
だいすきなシリウスさえも見つからなくて
故郷の満点の冬空をなつかしく想いました。

ケロなら、星空がきらきらして訴えかけてくるんです。
私は寒さをこらえながら、ほぉっと何度も何度も見上げた。

あおいちゃんと通じ合えるなって思う時
この根っこの 自然がいっぱいのとこで育った記憶を
持っていることが共通なんだって、気付くことがあります。

そして、今、こころの奥にあるそんな思いを
まだまだ、たくさん、送り出していきたいのです。
ほんとにありがとう。とても、嬉しかったです。

4件のコメント

  • 六月さん、こんにちは♡♡
    素敵すぎるコメント、こちらが畏れ多いです…!!

    そうですね。都会の空は、星が本当に少ない。びっくりするほど弱々しくなってしまうものですね。
    去年の夏に、実家へ帰った時。改めて夜空の星の多さ、大きさに驚きました。昔は毎晩、こんなにも星が降るように頭上にあったんだなあ、と。

    話が飛びますが、魚の味もそうなんです。
    海の側の実家では、行商のおばちゃんがバイクに木箱を積んで、朝とれたての魚を氷に詰めて売りに来ました。いうまでもなく美味しくて。刺身になるような魚を焼いたり、煮付けにしたりして毎日食べていました。
    それがいかに美味だったか。今になってわかるのです。これ以上の贅沢はなかったのだ!!と、今更叫んだり(笑)

    六月さんの作品を読んでいて、涙が溢れました。
    故郷の景色が、空気が、音が、自分を包むようで…。
    ありがとうございました。
    また読みにお邪魔してしまうかもしれません(笑)

    六月さんの紡ぐ言葉、いつも心の奥深くまで沁みてきます。六月さんの作品はどれも、ほっと心の癒される場所です。

  • > あおいちゃん。

    こちらこそ、いつも勇気づけてくれて、ありがとう。
    私は自分が書きたいから ここに残している勝手な人間で
    読んで下さる方を なかなか想像できないの。
    でも、こうしてふいに見つけて下さる方が現れて
    私こそ、とてもしあわせにしてもらっているのです。

    私が今いる場所もちっとも都会ではないけど、家の数が違うのかな。
    空の明るさが全然ちがって、冴え冴えとしているのはお月様だけ。
    ほんとうに存在しているものが何も見えていないって言われてるよう。

    お魚! きっとそうなんだろうなぁ。海に行くと、波の音がして
    もうそれだけでも違う気がするけど、味も全然違うんだろうな。

    ここで書いちゃうのもなんだけど、「掬い上げるもの」の「恋」の話。
    ああ、見てた?って思うくらい、恋の感情を表現されてて
    もうブンブン頷いてしまいました。大人になっても、結局
    恋には囚われてしまって、その人で頭も胸も占領されてしまって
    寝ても覚めても……。ほんと慣れてしまわないのはなぜかしら。笑

    白息があまりに冬の情景に馴染んでほっとする反面
    どうしようもない想いに 切なく目を閉じたくなってしまいました。
    ほんと罪な人だなぁ。あおいちゃんは。詩人すぎるよぉ。
  • 六月菜摘 様へ

     お邪魔いたします。初めまして。
    この度は 私の所へ、応援を ありがとうございます。

     六月菜摘 様は、色々なジャンルをお書きになられる方の様ですね。けれども 何となく、全く足元にも及びませんが 私も少々、似た傾向のモノを書かせてもらっている様な気がしました。
     勉強になると思うので、いずれ 読みに寄せて頂こうと思います。その為に こちらからは、フォローを入れさせて頂きます。

     これからも どうぞ、よろしくお願いいたします。
  • > 密撼さま。はじめまして。

    こちらこそ、おいでいただいてありがとうございます。

    短歌覗いてみよっとと思ったら、縦書きだ。すごい!
    って、Σ(・ω・ノ)ノ!びっくりしました。
    なんだか揺れる短冊を見たようで、♡ボタン残してきました。

    私もふんわりとですが、同じ匂いがする気がしました。
    柑橘系だいすきです。私の場合は主が檸檬ですけどね。笑
    文字を書くことで、読むのもすきになっていくって、楽しいですね。
    こちらこそよろしくお願いいたします!
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