カクヨムで書いている「六月の本棚」を
思い立って改稿を重ねて、pixivにアップしています。
実は、カクヨムでの出逢いの話が 結構書いてあるので
他で読むには 書き方を変えなくてはならないこと。
そして、たった半年前のことなのに
今の自分は また少し違う視点で見ていること。
この2点により、カクヨム版と pixiv版が あるのです。
でも、カクヨム版は その時の勢いで書いていて、これも大切。
だからこちらは変えずに、酔狂な方がいらしたら
両方読んで比べて下さるのも おもしろいかなと考えてます。
という訳で、早速第4話は 順番が変わっています。
カクヨム版第10話をベースに、ここの方向性を書いてみました。
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http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7438422#chapter_3_0*
ところで、椎名誠さんの話。
『三びきのやぎのがらがらどん』という絵本、ご存知ですか。
マーシャ・ブラウンさん作の 北欧民話です。
有名で、ファンも多いこの絵本。
でも私は 絵柄がどうにも苦手で、トロルがやっつけられる
場面なんて、きゃー エグイーって 思っちゃってます。
表紙の色合いや中表紙は 北欧の絵本らしくて、すてきなのに。
そして、この絵本で思い出すのは、シーナさんの娘の 葉さん。
シーナさん、何百回も 葉さんにこの絵本を読んだらしいの。
何度も読んでいるのに、毎回毎回 膝の上でびくっとするので
こどもってすごいなぁと思ったそう。
pixiv版4話で書いたのですが、私は椎名さんが
息子さんのことを書いた「岳物語」 がだいすきで
てっきり一人息子だと思っていたら
葉さんという お嬢さんがいたことが 相当後にわかって、びっくり。
ほんとにかけらも書いてなかったのですもの。
パパが 作家だとわかっていて
「葉ちゃんのことは書かないでね」 と言われたのですって。
さっすが、女の子。嗅覚が優れていたのかも。
岳くん、今はお父様との確執もないみたいだけど
「岳物語」を書かれたことで
思春期には、相当な葛藤があったみたいですものね。
ああ、私小説とは 難しいものです。