二部46話公開しました!
サブタイトル「剣を取れ、魔法少女!」
絶体絶命の窮地。しかし灯夜は――――魔法少女は諦めない!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886717792/episodes/1177354054888226114次回更新日は1月23日、水曜日の予定です!
さて、今回は四方院の雷術、八雷についてその2! 前回紹介しきれなかった分です。
防御系の雷術“土雷”(つちみかづち)。
電磁場に特化することで、強力な磁場障壁を生み出す護りの術。土雷の名の通り、土中の雷気を操って地面から雷の壁を出現させます。
術者の目の前だけでなく、視界内であれば任意の場所に出す事も可能。ただ、地面から離れる程に壁の強度が落ちるという欠点も。
物理的な打撃はもちろん、術による攻撃にも対処できる強力な壁ですが、それ故に燃費がちょっと悪いです。
攻撃する術ばっかりだとバランスも悪く、ネタも切れるので(笑)防御系の術として設定しました。
自分の目の前以外にも出せるのがミソで、「敵の術がくる! もうだめだー」からの土雷!「なにい!」「あれは……樹希ちゃん!」みたいな流れを自然に演出できて便利!
そして第二部から“伏雷”(ふせみかづち)。
雷の持つ衝撃と電撃、それがもたらす麻痺効果に特化した雷術。土雷と同じように地面から生じた雷の縛鎖によって対象を拘束します。
その呪縛は妖の内部にある霊力中枢にまで効果を及ぼし、並の妖なら完全に身動きできなくなってしまいます。
これは術者が集中を続ける限り継続し、集中を解いてもなお数分は持続します。複数の目標相手にも使えますが、雷の縛鎖が増えた分術者の消耗も大きくなります。
例によって攻撃する術ばっかりだとアレなので、倒すだけじゃなく捕らえる術も必要だと思って考えました。
……その割には捕獲指示が出ていた第一部の四大精霊戦で全く使っていませんが、あれは状況的なものが半分(ヘリで移送する為、地面に縛り付けておく訳にいかなかった)、樹希ちゃんの性格的なものが半分でああなりました。
捕らえるにしても可能な限りボコるのが彼女のスタイルなのです(汗)
最後は“若雷”(わかみかずち)。
激しい閃光を放つことに特化した雷術であり、いわゆる目くらましの閃光弾のような効果を持っています。
近くにある可燃物に火がつくくらいで攻撃力はほとんどありませんが、使い方次第ではお役立ちな術。
出が速く消費霊力が少ないのも強みです。
例によって攻撃する術ばっかりだと以下略。こっちは支援系の術として考えました。
ぶっちゃけしょぼい方の術ですが、某ドラゴンボールの太陽拳のように侮れない効果があるのです。
劇中に登場したのは以上の5種。八雷というからにはあと3種ある筈なのですが、それは今後の展開で出たり出なかったりするでしょう。いや出したいですが……
次回は樹希ちゃんが鵺の力を用いて使う妖術、獣身通を紹介します。