こんにちは、武蔵野純平です。
天気が不安定なせいか、体調が優れないです。(^^;
そこで、早起きしてラジオ体操をしてみたのですが、筋肉痛になって寝込む負のループにはまりました。orz
今日は、表題について少し書いてみます。
◆1 呼びやすい名前⇒似た名前が増える
小説の登場人物や街・国の名前をつける時ですが、似た名前が増えないように気をつけています。
二文字や三文字の短い名前は呼びやすく、リズミカルで良いですが……。
二文字、三文字の名前ばかりだと、読者がわからなくなってしまいます。
なので、短い名前のキャラがいれば、長い名前のキャラもいれて、読者が判別しやすい名前をつけるようにしています。
◆2 役職、爵位などを名前の前後に表記する
『ジョンは、剣を振り降ろした』
よりも
『パティーリーダーのジョンは、剣を振り降ろした』
とか
『ジョン将軍は、剣を振り降ろした』
のように、役職などを表記するようにしています。
こうすると文章のリズムが崩れたり、くどかったり、かったるく感じることがあります。
しかし、多数のキャラが登場する小説の場合は、読者がキャラ名を全員覚えられないので『これ誰だっけ?』と考えてしまいます。
このストレスを軽減する為に、役職など目印になる言葉をキャラ名の前後に入れます。
同様に町の名前にも
『商業都市ザムザ』
『領都キャランフィールド』
のように表記して、読者にわかりやすくすることがあります。
◆3 わざと変な名前をつける
・黒丸⇒周りがカタカナ名前の中で漢字名前。
・レバ、ハツ⇒焼き肉由来の名前。
やり過ぎると違和感だらけになりますが、読者が覚えやすいメリットがあります。
商品名をもじったり、『チョコレート共和国』のように食べ物の名前をつける先生もいらっしゃいます。
◆4 同じ音は気をつける
これは無意識にやってしまうのですが、自分の好きな音を名前に入れていると、同じ音感(語感かな?)の名前ばかりになります。
レン、ラン、ロンとか、短くてラ行でやりがち……。
意識して、同じ音の名前ばかりにならないように気をつけています。
◆5 王国、帝国、共和国、族長国
中世ヨーロッパ風異世界だと、『ナントカ王国』が増えます。
戦記物だと、どこの国がどこの国を攻めたのかわかりづらくなってしまいます。
そこで、王国以外を出すことで(帝国とか共和国とか)、読者が判別をしやすくします。
◆作者と違って読者は、頭の中に地図がない
作者は作品の設定を全て知っていますが、読者は知りません。
これは当たり前のことですが、夢中で小説を書いているとツイツイ忘れてしまいます。
自分の頭の中に地図があっても、読者は地図がないので、説明してあげる必要があるわけです。
そのちょっとした気遣いで、小説が大分読みやすくなる、読者のストレスが軽減される……と思う。