おはようございます。
武蔵野純平です。
応援コメントにいただいた事柄を中心に、連載中の『追放王子』の補足をいたします。
追放王子の異世界開拓!~魔法と魔道具で、辺境領地でシコシコ内政します
https://kakuyomu.jp/works/1177354054898647033■1 116話 ミディアムたちの川原での戦闘
ここのシーンは、アニメ『灰と幻想のグリムガル』のオマージュです。
十文字青先生の原作小説も持っています。
(カクヨムでも活動されていらっしゃいます!)
■2 海獣人セイウチ族
伊勢シーパラダイスさんにいるセイウチ『ヒマワリさん』『タンポポさん』がモデルです。(最初、タイトル間違えていました。すいません)
■3 熊獣人ボイチェフ
知らない人がいるようなので補足情報です。
ボイチェフは実在した熊軍人がモデルです。
第二次大戦時、亡命ポーランド軍(イギリスに支援された亡命ポーランド軍)に在籍した熊です。階級は伍長かな?(マジです。階級あり)
戦後ポーランドは共産主義国家になった為、亡命ポーランド軍兵士はイギリスに住みました。
熊軍人さんもイギリスの動物園に住み余生を送ったそうです。
■4 訛り
ボイチェフ⇒モデル北海道(なまら、なんまら⇒すごい)
ホレックのおっちゃん⇒モデル熊本(なおす⇒かたづける)
■5 フリージア王国
オランダの辺りにあった、フリースラント王国をヒントにしています。
フリジア語と言うのも、あるそうです。
ただ、作中ではオランダ的な位置にニアランド王国が来て、ベルギーっぽい位置にフリージア王国が来ています。
レッドボット、ポポも実在のフリースラントの王から借名しています。
(確か、アルドギスルも)
ニアランド⇒となりにあるから(英語のニア+ランド)
メロビクス⇒フランスのメロビング朝のもじり
■5 命名由来
アンジェロ⇒イタリア語の天使(祖父がイタリア的な国イタロス出身なので、イタリア由来の名前にした。アから始まる名前にしたかった)
カマン・ホレック⇒ヒッタイトの先住民で鉄を開発していたと言われる民族の本拠地から
ルーナ・ブラケット⇒ブラケットは作者が使っているweb製作補助ソフトから。魔法使いはプログラム関係からの命名があります。
エノー伯爵⇒フリースラント王国を滅ぼしたオランダ(ネーデルランド)貴族の名前。
シメイ伯爵、ローデンバッハ男爵、ヒューガルデン伯爵⇒ベルギービール由来(美味しい! オススメ!)
ポニャトフスキ騎士爵⇒ポーランド人の将軍から(確かフランスで活躍)
ジョバンニ⇒宮沢賢治『銀河鉄道の夜』から借名
騎士ゲー⇒ゲーッ! って感じだから騎士ゲー
白狼族サラ⇒雪つながりで、スキージャンプの高梨沙羅選手より借名
リス族キュー⇒映画007で秘密兵器開発をする人物『Q』より
ウォーカー船長⇒ジェダイ騎士のあの人より
オナ・エンティティ(エルフ)⇒エンティティはコンピューター用語。あとは、セイラ・マス的な命名。
■6 空を飛ぶシーン
サンテグジュペリの南方郵便機をリスペクトして書いている。
■7 テクノロジーツリー
ゲームCIV5を意識。
小説の初期版はゲームに寄せるか、リアルに寄せるか悩んだ。
現行版では、リアルに寄せている。
■8 女神ジュノー様たち
ローマ神話がモデル。
キリスト教がローマの国教となり、地球世界から追い出された設定。
■9 領地作りの方針や作品の方向性
なるたけ、主人公アンジェロがいなくても大丈夫なように、人員、産業、食料などを配置しています。
あまり主人公に依存してしまうと、主人公を本拠地から動かせなくなり、話が展開させづらいと言う理由もあります。
本作は、個人の冒険譚ではなく、戦記物の色合いを濃くしたい、アメリカのドラマにあるようなポリティカルアクションの要素を入れたいと思って書いています。
■10 最後のシーン
もう、決まっています。
試し書きメモもあります。
ちょっと長くなりましたが、今後ともどうかよろしくお願いいたします。