今年(2021年)4月に第28回電撃小説大賞に1作応募し、7月9日に一次落選と連絡を受けました。
これで一次選考通過は5作中2作に。5割を切りました。自分が、一次選考を通過するかも分からないワナビだと判明しました。重い事実です。
応募作をカクヨムにて公開しました。
神様と約束する方法
https://kakuyomu.jp/works/16816452221476370333応募前に二人の友人に読んでもらい、構成について、過去の応募作に比べて高評価を得ていました。駄目だと軽くあしらう友人が、一次選考落選の報に「残念です」と言ったので、見られるところもあったと勝手に思っています。
ただ、これを満たさなければ即一次落選という評価項目があるのではないか、という指摘を受けました。
指摘されたものと自分が思ったものを挙げます。
・作中で視点を意図的にぶれさせている
・世界観が陰湿
・新型コロナウイルス感染症の出版コードに触れた
作中で、語り手を意図的に切り替える演出をしています。そんな演出は邪道と判断される怖れは十分あります。
世界観は陰湿です。エンタメとして問題があるかもしれません。
それと、新型コロナウイルス感染症に言及しているのが問題かもしれません。舞台は今年9月の日本です。選んだ題材のリスクの高さを甘く見ていました。
それをカクヨムに載せていいのか、という問題はあります。とりあえず様子見します。
今作は、自分が書きたいものを書いた点では満足して、残したいものを残せたと感じています。
次は、自分が書きたいものでなく、読者に配慮したものを書かないと行けないのでしょう。