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漫画『SKK少女たちの世界』を読んで

ジャンププラスで先週から始まった新連載『SKK少女たちの世界』の一話と二話を読んだ。

https://shonenjumpplus.com/episode/9324074615354955731

人気の絶えた町に三人の少女がいる。
聡明なリーダー格のカタナと、元気で無鉄砲なコダチ、そしてクールで無口なサヤの三人だ。
三人は全く人がいない町を探検する。
建物や電気は残っているがどこへ行っても人はいない。
それでも三人は健気に無邪気に町を探索する。
そんな三人にやがて怪しい影が迫る……

あらすじだけで充分不穏さが伝わるが、作品には日常系といいたくなるのどかで切ない詩情があって、そこがたまらない。
施川ユウキの『銀河の死なない子供たちへ』に近い詩情だが、そこにホラーテイストが加味されているのが独特で強烈。
一筋縄ではいかないストーリーだが、どうやら文明が絶えたらしい世界で、三人のイノセントな少女がどうなるのか気になって仕方ない。
また一つ目が離せない漫画が始まった。

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