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恋や明かさむ、挿絵61  モコモコ

この時代のヨロイには、綿襖甲《めんおうこう》というものがありました。

分厚い綿で、ヨロイとしたものです。

防災頭巾を七枚ぐらい重ねたものかな? とイメージしてみたり。
見た目、かなりモコモコです。



「恋や明かさむ」
古志加の章
第三十七話  「花麻呂! あっち行きたい!」
https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851/episodes/16818093075320726120

10件のコメント

  • はぇ~そんな鎧があったのですね。
    早くこの物語にも追いつきたいです!
  • きんくま様

    ええ、鉄や革を使用したヨロイもありましたが、鉄は日本にとって輸入品。一般兵の多くは、モッコモコの綿襖甲が多かったのかもしれません。
    (綿襖甲は、土にうまれば土にかえるし、子孫に残す財宝でもないので、そんなに現存しない……。実態はわかりませんね。)
  • これは暑そう。
    でも軽いし、壊れても簡単に修理できるしで合理的ですね。
    雨降ったら水吸って物凄く重そうだけど。
  • 菅野 事案さま

    ええ、暑そうです。簡単に修理できるのが魅力ですね。
    雨降ったら最悪だと思います。
    だからやっぱり、金持ち階級ではなく、一般兵のものだったでしょう。
    もうちょっと良い綿襖甲は、小札《こさね》(鉄のプレート)を縫い付けていました。
  • 千花ちゃん、こんにちは😊

    防災頭巾のモコモコ版、絵にして頂いたら分かりやすいですね。
    でも、鉄の鎧と違って、体を守るには補強が少ないので危険ですね。
    コジカちゃん、カッコいいですね。
  • この美のこ様

    こんにちは。

    古志加を、かっこいいと言ってくださり、ありがとうございます。
    凛々しい女兵士です。
    現代人から見たら、綿のヨロイは、補強が少なくて頼りなく思えますが、当時の人からは普通であったのかと想像します。
    硬く分厚い綿を重ねて作ったものなので、矢は防げたのでは、という説もあるようですよ。
  • そんな鎧だったのですか!
    鎧という字に金偏がつくのもあり、金属のイメージしかありませんでした。
    勝手に三国志みたいなキラキラ銀色に輝く兜を想像していましたよ💦
    んでもって位が高いと頭のてっぺんから赤い羽根が立ってたりするやつ・・・
  • 綾森れんさま

    そうです。そんな甲《よろひ》でした。
    革、だけでなく、綿、もヨロイに使用していました。
    しかし綿花だって、今ほどの生産性があったわけではない、衣だって木の皮などを利用したりする時代。
    綿花だって、貴重です。

    大川さまとま真比登クラスだと、財力があるので、ぴかぴか、派手に……、と私もイメージしています。
  • 加須 千花様、こんばんは。
    動きやすい分、機動力を活かせてよさそうだな、と思いました。
    こんなふうに、戦場ではかっこいいのに、普段はあんなにかわいらしい……。素敵ですね。

    また、この度は『お気に入りの、水平線。』へのレビューを誠にありがとうございました。
    加須 千花様には前作からあの三人を優しく見守って頂いておりますので、レビューを拝見しましたときに、「うんうん、青春だね」というお言葉を頂いたような、あたたかな気持ちになりました。
    もしかしたら、またいつか新作を書きましたときには、三人が加須 千花様に「こんにちは!」とご挨拶に伺うかも知れません。(純哉だけは「お世話になっております」の一礼かも知れませんが)
    ほんとうにありがとうございました!
  • 豆ははこ様

    こんばんは。

    動きやすさはあると思います。
    しかし鉄のヨロイと、綿襖甲、どちらを選ぶ、と言われたら、皆、鉄のヨロイを選ぶと思います。ははは……(;^ω^)

    『お気に入りの、水平線。』
    爽やかな青春を楽しませてもらいました!
    ありがとうございました。
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