自分の作品に言葉をいただけるというのは素晴らしくもうれしいですね。ぐわわあっと心が温かくなりました。

しかし見えた課題が一つ。薄々気がついていたことですが。

この作品ファリジアレース・アクチュアル、面白いと思わせる力が低いんですよね。そもそものコンセプトとして「はやりの異世界ものからの乖離」「読んだ人の価値観を変える、もしくは新しい思考体系を植えつける」ことを重視しています。それが私の小説を書く上での目標だからです。

けれど面白さにおいて取り組んだ工夫は、上記の二つに比べて意識の欠いたものになっていたようです。そのつもりはなくともありていに言えば、手を抜いた形になっている。

小説なのだから、面白いことが大前提。それを忘れていたような気がします。スポンジの固まっていないケーキにごちゃごちゃと果物をのせただけの代物。ケーキではない。つまり、小説ではない。

なんで小説を書こうと思ったのか、その原点。そしてなぜ文字という媒体を選んだのか。改めて見つめ直そうと思います。

ありがとうございました。それでは失礼させて頂きます。