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劇場の特等席。もげた頭。あたり一面まっしろ。

今日の夜は観劇に行ってきたよ。
劇のいいところは、実際に生きた人間が目の前にいて演技をしているところだと思うんです。

それにやり方によっては映画より断然安い!

私の住んでいる街だけかもしれないんですが、舞台がほとんど見えない一番安い席のチケットを買っても、かならずキャンセルする人が出るので、最前列とか二番目の席で観れたりするんですよね。

そんな特等席で観てきた今日の舞台は、私にはよく分かりませんでした!

『天使の卵』とか見た時の気分になりました!

たかれるスモーク。
繰り返しの音楽。
トレビの泉のような、動物園の檻のような舞台装置。

そしてとにかく沢山の繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し。

エデンの園の崩壊?
キリストの復活?
人生を象徴している?

いくつもの仮説を脳内に浮かべては、棄却する夜をすごしました。

曖昧さがあったり、多義的なコンテンツに、情報を与えて理解させると、人ってそれを芸術的だと知覚しやすいんだよな。そんなことを考えていました。

自戒で、芸術を言い訳に説明を放棄するのはよくないなとも思ったり。

とはいえ、私にはよく分からなかったけど、分からないから価値がないなんてことは絶対なく。

実際、劇場で知り合った女性(開幕前にお話しして、観劇後に捕まった)によると、演者はベルギー人の集団でインド音楽に影響をうけたコンテンポラリー音楽の人で音楽がすばらしかった、と感動していたので。

もしかすると、注目すべきは舞台の上で撒き散らされる水と奇妙な動きを繰り返す人形ともがれた頭ではなく、音楽の方だったのかもしれない。

舞台はMVだったんだ。

と思いました。
変な夜でした。今は気分でアボカド味のアイスクリーム食べています。
奇妙な味です。

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