久々に小難しいことに頭をフル回転させてしまった。
こういうのって学生の時によく書いたなあ、って懐かしくなって、もう少し真面目に勉強すればよかったって後悔。
ノートとか読み返したら、「あれ、これの根本的理由ってなんだったのだろう」って首を傾げてしまった。
なんというか、さわりだけふわっとした学びだったんだな。
そこから疑問をもって興味になって専門になっていくのだろうけど。
放射平衡温度とか、ボルツマン定数とか、-18.7℃とか、水平面日射量とか、なんかすっげえかっこいいことノートにかいてあるんだけど、見事に覚えてないんです。
閑話休題。
森について。
私、大学で農学を学んでまして、もちろん林学についてもかじっていた知識がある。
日本の森のほとんどが戦後の拡大造林時に植林されたもので、天然林に見える森の全ては大体人工林だといわれたときのショックたらなかった。
しかも人工林だとおもっていたのが、実は天然林だったりね。
天然林は手入れされてないので、薄暗くてじめっとしているのよね。逆に人工林は手入れされているから、足元まで光が差すし、下生植物もゆたか。まあ、アレロパシーとか色々要因もあるから、一概にはいえないんだけど。
ここで何がいいたいかっていうと、山というのは誤解が多いってこと。
花粉で毎回話題にのぼる杉だって、適切に管理されていればあまり花粉をださないんだよ。東京都が花粉のない杉を植林しているときいたけど、それが生態系に果たしてよいのかどうか。
杉の花粉問題も、やっぱり戦後の拡大造林、そして日本の爆発的な住宅建築用木材供給のための造林が起因してるんだよなあ。
なんていうか自業自得感が果てしねえですわ。