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カクヨムユーザーミーティング第三回に行ってきました

表題通り、カクヨムユーザーミーティング第三回に行ってきました。
メモ書き程度ではありますが、当日の様子を書いておきます。

■カクヨムユーザーミーティングとは
https://kakuyomu.jp/info/entry/2017/01/18/122421
こちらをご参照ください。(まあこれを読む人は皆知っていると思いますが)
また前提として、近日行われる「働くヒト」小説コンテスト参加予定作品のプロットをユーザー側が提出しています。


■内容について

○第一部「角川文庫が求める小説とは!」
角川文庫の編集長の方が三十分ほどお話くださいました。
事前にユーザーから集めた質問事項や集まったユーザーからの質問について、角川文庫の現状などを交えながら答える形式でした。
●なぜ角川文庫がコンテスト(「働くヒト」小説コンテスト)を行うのか

・新しい才能を発掘したい。角川文庫の読者層には40代女性が多いが、若い男性が弱い。そこを引き寄せたい。
(いくつかの本について、読者層のデータを見せていただきました。ライトノベルなどいくつかのものについては男性層が多いが、キャラ文芸、一般文芸など角川文庫のたいていの本は40代女性の読者が多いというデータでした。
また、キャラ文芸、一般文芸の読者は他のジャンル、他の作者の本も購入するが、ライトノベルの読者は忠誠心が強く、その作者のそのシリーズのものだけ買うというような行動の違いがあるという話もありました)

・角川文庫の読者層は日常をベースとした作品が馴染み深い。いわゆる異世界ものの読者層はほしいが、異世界ものの作品は読者に受け入れられにくい。仕事を通じて人間模様やキャラの成長、社会問題などを見せる作品がほしい

●コンテストで求める作品のボリュームは
→400字詰めで250〜400枚程度。多すぎると本がつくりにくい

●コンテストの「仕事」にはボランティアも含めるのか
→含める。

●コンテストに応募する作品の舞台として異世界などはよいのか
→よい。ただし読者が共感できるようなつくりである必要がある
(余談ですがここで編集長さんが異世界ものに出てくる人物の一例として「魔法を使える方」とおっしゃっていたのがすごく面白かった)

○第二部「作品講評会」
個別に編集者の方に事前提出したプロットへの意見をいただく会でした。時間は人によってばらばら。
また待ち時間の間、カクヨムの方や開発のはてなの方にユーザーの意見をお話したりしました。
またそれとは別に、参加されたユーザーの方とお話できたのもよかったです。



2件のコメント

  • おーっ 貴重な情報ありがとうございます。社会問題、人間模様、これはメロンスター待った無しだ!
  • (落選)待ったなしですね
    さておき、せっかく参加させていただいたのでこれ用につくったプロットで書こうと思ってます 十万字いけるか不安ですが
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