• エッセイ・ノンフィクション

【書籍化】ノンフィクション2.28発売

カクヨムでお知らせするのを忘れておりました……。

情報解禁したのでお知らせ致します。

「カルトとマネロンと私」という題名で約一年前くらいに連載していたノンフィクション宗教体験が、論創社様より出版されることになりました。

本のタイトルは
「祝福二世 信仰を捨てた元統一教会信者の告白」
というどストレートなものに、
執筆名は「雑記きよみん」から「宮坂日出美」に変えております。


以下が出版社から発表されているものです。


帯の文章↓

「離教した祝福二世」という、統一教会の歴史が生み出した特異な立場を生きている宮坂さん。数奇な運命を与えた教会を一方的に責めることなく、読者を妙に意識することなく、自らが見たことを語り続ける。いま本当に必要なのは、本書のような、冷徹なまでに朴訥な証言だ。              --仲正昌樹(金沢大学教授)


本の紹介↓

両親が統一教会の合同結婚式を通じて「祝福」を受けた家庭に生まれた子どもを「祝福二世」という。
中学一年で韓国留学。大学時代の「二世献身プロジェクト」。マネーロンダリングの現場を目撃。自分で考えることができない日々……。そして信仰を離れることに。 統一教会でも特別な意味を持つ「祝福二世」は、どのように育っていったのか。その実態を当事者が克明に語る。

■目次 はじめに〜《統一教会についての基礎知識》
第1章 韓国で過ごした思春期
第2章 「二世献身プロジェクト」始動
第3章 献身にのめり込む中で浮上してきた違和感
第4章 帰国後に父から聞いた昔話
第5章 離教後の葛藤と苦労
第6章 統一教会式でおこなった父母の葬儀
おわりに

発表されている内容は以上です。
価格は1,980円。

高っ!って思うよね、そうよね。
私も思った!
まあ、ラノベの書籍化なら最初から文庫で安いけど、そうじゃないしね……。
「原罪のない神の子、祝福二世」という、ラノベみたいな世界観の話なのにね(違)。


カクヨム時代から応援してくださった方には、気持ち的にはタダでお配りしたいくらい(要らないか?)感謝しているのですが、そういうわけにもいかず(著者とはいえそういう権限はない)。

いずれにしても、応援して下さった皆様。
本当にありがとうございました。
皆様のハートや星、PVが励みになりました。

色々バタついており、カクヨムも公開を閉じてからあまり見に来れてなかったので皆様の新作もこれから読みにいく感じですが、その際はどうぞよろしくお願いします。

あっ、ノンフィクションより前に書いていた「雇われ教祖と聖霊二世たち」という小説の方は、某公募に出しましたが、一次すらひっかからず……。

色々、小説教室的なものや批評サービスなどお金も使ってみましたが。
どうやら、小説の方はセラピー&趣味として、気にせず楽しく書くのが私には合っているようです。

一回落ちたくらいで諦めるな!と言われそうですが、この辺りは
『本気で小説で商業的に成功したいのか?』
と考えると、結局、自分の書きたいことを商業用に変えてまで爪痕残したいとかいうことではなかったはずなんですよね。

それなのに、公募は無料で腕試しが出来るから応募したはずが、対策とか傾向とか考え始めるようになってしまい。

例えるなら、「単に彼氏が欲しいはずが、アイドルになるためのレッスンを受け始めてしまった」みたい変なマインドになっていました。

それは違うんじゃないかと。

なので、ほんとに、何なら誤字脱字も気にしない勢いで、書きたいことをうわーって書きなぐるくらい独りよがりな執筆を、また近々始められたらいいなと思います。

まあ、また気が変わるかも知れませんが。

それではまた!

2件のコメント

  • おおっ!おめでとうございますパチパチ。素晴らしい。

    その後いかがなされているのかな、と思っておりました。ご健在でなによりです。

    小説は、たぶん雑記きよみんさんにしか書けない世界もあると思うのです。趣味でもいいですから、どうか書き続けてくださいね。
  • 大石さん、気にかけてくださりありがとうございます!
    なんとか無事、出版に辿り着けました。

    確かに、マーケットのないノンジャンルの話を、気にせず楽しく書くのが一番かな?と思います(文学フリマにも挑戦してみたいです)。

    大石さんのアストロQも完結したようでしたので、ゆっくり続きを読ませていただきます。よろしくお願いします。
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