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  • 現代ファンタジー

【画像あり】登場人物紹介③

六目鬼壱(リクメ キイチ)
高校三年生
身長:172cm
妖刀:鬼々切(キキギリ)
中学に上がるまで、放浪癖のある自由奔放な父親と日本全国を放浪。父親から十九『鬼々切』を引き継いだ後は母親に預けられる。母親は京都で料亭を営む女将。父親は今も変わらず放浪している。
十九の盟約違反により障害が出ている一人。聴覚過敏。
幼い頃から『鬼々切』の鬼神『奇鬼』と共に育った。奇鬼は祖父のような存在。
性格は緩く薄い。反応も情も喜怒哀楽も薄い。何かにつけて諦めがちで達観している。いい加減な父親を反面教師に育ったため、父親ではなく奇鬼に似た。
料理が得意。和食、魚が好きで、特に焼き秋刀魚を好む。面倒見が良いわけではないが、怒ったり跳ね除けたりする気力もないため、なんだかんだで他人の面倒を見ることが多い。女難の相が出ていると言われまくってはや十八年。


水芽さわら(ミズメ サワラ)
高校二年生
身長:153cm
妖刀:鈴鹿みづち(スズカミヅチ)
島根の旧家出身。家は剣道の道場、一人っ子で跡取り娘。
『鈴鹿みづち』の鬼神『童鬼』は水芽家では座敷童のような扱い。わわさんと呼んで敬っている。わわさんは頻繁に顕現してうろついているため、道場での目撃証言は多い。
十九の盟約違反により障害が出ている一人。頭が悪いのは単なる個性。
しっかり者で跡取りである母親と、入婿でおっとりしている父親に丁寧に育てられ、気付けば立派な武士になっていた。わわさんの教育の賜物でもある。頭を使うことは苦手だが、身体を使うことは得意。身体頑強にして怪力、健脚。剣道の有段者。魚は骨も取らず頭から食べていく、常識がどっかいったいきもの。
鬼壱を『仕えるべき主人』と認識し、ひたすら従順に付き従う。


奇鬼(キキ)
十九の一振り。艮の鬼神。
鬼々切。鬼切、鬼丸、鬼門の太刀等、別名が多い。
各地で鬼切りの伝説や逸話を残している。
黒鞘に細身の直刃。飾り気がなく簡素で趣きがある。侘び寂び。目立った特徴がないのが特徴。顕現時に多様な姿をとるため、鵺のように扱われることがある。人前に出る際は現代でも違和感のない黒猫の姿をとる場合が多い。
十九の中でも特殊な立場の一振り。唯一、幽体で顕現可能。納刀時であろうと自由に幽体、実体で顕現する。幽体で顕現した場合刀身は残るが、ただの太刀となり、妖刀の技能は発揮できない。
現在の所有者は六目鬼壱。


童鬼(ドウキ)
十九の一振り。丑の鬼神。
鈴鹿みづち。通称わわ。
鈴鹿山の蛟を討った逸話を持つ。
白鞘に青光りする刀身を持つ太刀。打ち合うと特徴的な音を立てる。その音は聞いた者の闘争心を掻き立て、恐怖を忘れさせる。高出力の音波は一時的な平衡機能障害を誘発する。
顕現時は長く青掛かった黒髪に麿眉、脚絆に鼠色の括り袴と浅葱の行灯袴を重ね着した幼女の姿をとる。側頭部に立派な牛角を生やしているが、左角が根元付近で折れている。
納刀時は完全に寝ている。所有者のみ抜刀可能。顕現すると刀身が消えて柄のみ残り、妖刀の技能は発揮できない。
現在の所有者は水芽さわら。

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