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  • 現代ファンタジー

【画像あり】登場人物紹介②

真轟の黒服連中

以助(サネスケ)
27歳
178cm
母子家庭で生まれ、幼少期に姉と共に清嵩に引き取られる。血刀の制御ができず乱暴で手がつけられないため、暇を持て余していた端塚の使い手に育てられた。
ヨズミのことを「お嬢」と呼び、献身的に仕える。今は雑用係だが、将来的にはヨズミたち当代のお車係を目指している。
現在はヨズミの指示で西方面に挨拶回りの旅へ出ている。名目は当代代替わりの挨拶。実際は西方面の血刀使いの実情確認も含む。
先代、当代と、裏四家には従順だが、それ以外には粗野で粗暴。気が短くすぐに手が出る。そのため行儀見習い中でもある。義理人情に厚い面もあり、面倒見がよい。端塚の人間に育てられたため、命を守るためにも必要最低限の料理はできる。両腕に刺青を入れている。


鮫島(サメジマ)
33歳
192cm
島根県出身の憑物筋。東京の大学に通うため上京したものの、色々あって俗世が嫌になり、卒業後は八年近く山に籠っていた。呪術に長け、基礎のしっかりした生真面目で繊細な術式を組む。
三年前に清嵩にスカウトされ、今は真轟のイヌの世話係として屋敷住み込みで働いている。母家と黒服住居棟、どちらにも部屋がある。
血刀は槌のような形をしている変わり種。血刀の扱い、技能、呪術、憑物、体術と、戦闘面においては申し分なく、どんな場面でも役に立つオールラウンダー。
性格は愚直で融通が効かず、騙されやすい。騙されてよくわからない壺を買ったことがある。そもそも真轟にくることになったのも、清嵩に騙されて連れてこられたようなものだったとかなんとか。


新木(ニイキ)
28歳
173cm
幼少期に清嵩に連れてこられた東京生まれの憑物筋。
使い勝手の良い技能を幾つか持っているため、清嵩の付き人としていつも付き従っている。主な仕事は荷物持ち、スケジュール管理、連絡、取次、警護等。会社には有能な美人秘書が何人も居るため、会社関連のことはそちらに任せ、新木は血刀使い当代である清嵩の諸々の管理、補佐をメインにしている。
血刀は持ち手のある棒状の近接型。格闘特化で間合いを詰めさえすればかなり強い。
冷静沈着で口数も少なく控え目な性格。清嵩に心酔しており、清嵩の障害を排除することが仕事であり、数少ない愉しみのひとつ。清嵩の妻、辰帆からは、清嵩の浮気を見張るよう指示を受けており、確認した場合は逐一辰帆に報告している。
社長付きという立場上、カメさんとよく一緒に居る。だらしないカメさんに文句を言っていることが多い。


カメさん
43歳
175cm
真轟生まれ真轟育ちの真轟おじさん。血刀の扱い、各種技能等、戦闘能力は抜群だが本人にやる気がなく、何をやっても長続きしない。最終的には勤め先がなくなり、真轟で縁故採用されている。
が、口も態度も悪く、物覚えも悪いため付き人としてもいまいち。物覚えが悪いというより端から覚えるつもりがない。致し方なく社長付き運転手をしているが、それも適職というわけでもなく、清嵩を脅してそのポジションに就いたという噂がある。運転は荒く、飛ばしがち。同僚の黒服連中を助手席に乗せてあちこちドライブするのが好き。
性格は無神経で無頓着、無関心。全く気が利かない。自分にも他人にも緩く甘く、たいていのことは適当に受け流すため懐は広い。
スナック菓子や乾物が好きでよく車内で食べている。


ビィ
31歳
168cm
真轟生まれ真轟育ちのチャラいお兄さん。母親は父親のわからないビィを十代で産んですぐ家出。親代わりは一回り歳の離れたカメさんが務めた。その所為でビィもちゃらんぽらんに成長し、大人連中はこぞって「自分たちがちゃんと面倒をみていれば」と嘆いたが、後の祭りだった。
繁華街でキャバクラのボーイやら嬢の送迎やらの雑用をやっている。夜に働いて朝に帰り、昼頃起き出す完全昼夜逆転族。高校に重箱弁当を届けたりもする。
血刀使いだが血刀はBBQの串状で貧弱、腕っ節も弱いため全く戦力にならない。小学生だった虎之助と腕相撲をやって負けたことをいつまでもネタにされる。
性格はお調子者、陽気で楽天的で打たれ強い。誰に対しても腰が低いが、育ちが悪いため礼儀作法がなってない。電子タバコを愛用する。

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